2022年度一般選抜入試の出願が近づいてきた。多くの受験生は、第一志望の大学を決め、その大学を目標に勉強を進めている時期だろう。同時に、併願校の検討を進めているだろうか? 今回は、併願校検討のポイントを3つ紹介する。

 
 

 

併願校選びのポイント➀得意科目や資格、検定などを活かせるか

第一志望の大学の試験科目については、対策を立てながら集中的に勉強を進めているという人もたくさんいるはずだ。併願校を選ぶ際には、得意科目を生かせるか(試験科目・配点など)、を確認すること、さらに英検などの英語外部試験の結果やすでに取得している資格なども活用できるかをチェックしよう。資格や検定を生かせれば、負担を必要以上に増やさず受験できる大学の幅が広がっていく。

 

併願校選びのポイント➁スケジュールに負担がないように

私立大学の一般選抜は、1月下旬~2月上旬がピークとなる。当然ながら、日程が重複した場合は、1つの大学に絞らなければならない。また、結果的に試験が毎日のように続くような日程になってしまうこともある。自分にとって、無理がないスケジュールを組むようにしておこう。

 

併願校選びのポイント➂受験料にも注意を払おう

受験する大学が増えれば増えるほど、受験料もかかってくるもの。そのため、大学独自に割引制度を設けているケースが多い。受験を予定している大学の受験料や、割引制度は事前に確認しておくのが良いだろう。

 

それぞれのポイントで、清泉女子大学の2・3月入試をチェック

➀2月の一般入試は「3教科受験・2教科高得点入試」、3月は2教科受験

2月の一般入試は、英語、国語、地理歴史(日本史または世界史)の3教科を受験科目として課し、各学科指定の1教科(150点科目)と残りの2教科(各100点科目)の中から高得点の1教科の合計点(2教科・250点満点)により判定される。3月の一般入試は、英語と国語の2教科のみ。自分の得意教科に集中し、入試に臨むことができる。

また、いずれも英語外部検定試験利用制(換算点)がある。制度を利用した場合も英語科目は受験し、いずれか点数の高かった方が採用される。

※英語外部検定試験利用制の詳しい説明はこちら

 

➁2月一般入試は試験日選択制

2月の一般入試は2日ある試験日(2/4または2/6)のうち、いずれの日でも希望する学科を受験可能な試験日選択制となる。異なる学科はもちろん、両日とも同じ学科を受験することも可能。

 

➂入学検定料の割引制度も

2月の一般入試では、2日間の試験日両方に同時に出願した場合は、以下のように割引が適用される。

出願日数 検定料納入金額
1日のみ 35,000円
2日(同時に出願) 60,000円
2日(別々に出願) 70,000円

※「共通テスト利用入試」も割引制度が用意されている。詳細は大学の入試紹介ページを確認しよう

 

提供:清泉女子大学