広島国際大学は、薬学部をはじめ、保健医療学部、総合リハビリテーション学部、健康スポーツ学部、健康科学部、看護学部の6学部11学科からなる健康・医療・福祉分野の総合大学だ。他学部と連携した専門職連携教育(IPE)を初年次から取り入れ、現場で必要なチーム医療を学ぶとともに、「ひとのこころに寄り添える薬剤師」の養成をめざす。

POINT1:現場さながらの臨床教育をたくさん経験できる

 
 

健康・医療・福祉分野の総合大学のメリットを活かし、1年次から早期臨床体験(理想とする薬剤師像を明確にする)、高齢者や介護者の疑似体験・医療コミュニケーション(患者さんやその家族の気持ちを理解する)、接遇研修(社会人としてのマナーを身につける)などを学修し、他学部共同による現場さながらのチーム医療を実践する。

4年次の実務事前研修では、本格的な施設でざまざまな薬剤師業務の知識とスキルを身につけるほか、特殊なトレーニングを受けた模擬患者を招いた臨場感あふれる情操教育、人体ロボットを使って視診・聴診などの体験学修、他学部学生(各専門職)と一緒に実践的な治療計画について議論を行うIPE(専門職連携教育)など、現場を意識した臨床教育を実践している。

POINT2:全員教育で一人ひとりを大切にサポート

 
 

1年次では、薬学の基礎を築く物理・化学・生物の3教科を中心に、高校の学習内容を徹底的に復習。3人の学生に教員が一人つく「チュートリアル制度」を導入し、週に一度のチュートリアル授業の中で、学生の学修状況を把握し、きめ細かな指導を行う。

2、3年次は前期と後期に2回ずつ、担任が修学指導日を設けて、授業の出席状況や生活面について個別にアドバイス。4年次以降の学年は、選択した研究室の主任教員が責任をもって担当し、一人ひとりの学生に心と目を行き届かせている。

POINT3:アメリカ実務研修で最新の医療現場を体験する

 

5年次の春休みは、約2週間のアメリカ実務研修を行う。2016年全米薬学部ランキングでNo. 1に選ばれ、ノーベル生理・医学賞や化学賞の受賞者も輩出している名門校ノースカロライナ大学(UNC)で、米国における多岐にわたる薬剤師業務を学ぶ。UNCの学生と一緒にディスカッションを中心とした授業に参加し、大学病院内の薬局での調剤体験、薬剤師によるワクチン接種の見学などを行う。

このほか、テネシー大学やマーサー大学とも協定を結んでおり、海外での研修制度が充実している。

【広島国際大学薬学部データ】
2020年度薬剤師国家試験合格率(新卒):71%
累積合格率(2007~2020年度):92.2%
2021年3月卒業生の就職率:97.7%

【事前申し込み必須】8/21(土)の大学見学会は高2・3生限定 申し込み前に必ずチェックしたいタイプ別参加方法はこちらから