600mを超える高さを誇る東京スカイツリー、記憶容量が増大した次世代メモリデバイス、日々進化を遂げるスマートフォンなど、私たちの身の回りでは当たり前のように高品質・高性能なものであふれている。こうした日本の優れたものづくりの多くを支えているのが材料工学。千葉工業大学 工学部 先端材料工学科を紹介しよう。

スマホの中にも先端材料がギッシリ!

先端材料と聞いても、よくわからないという人は多いだろう。だが、私たちの身近なところで役立っている。たとえばスマートフォン。顔認証に使われる「赤外線ドットプロジェクタ」、高画質なスクリーンに欠かせない「有機EL」、落としても割れない高強度ボディを実現するために酸化皮膜処理されたアルミニウム合金など。新たな材料技術とともに、スマートフォンが発展しているといっても過言ではないのだ。

千葉工大【先端材料工学科】『5分でわかる学科説明』より抜粋

 

先端材料工学科で学ぶのは、こうした材料のさらなる進化と活用法。材料に関する幅広い知識の修得だけでなく、実験・実習を通した実践力も養っていく。

同時に、限りある資源の有効利用に欠かせない「循環型ものづくり」にも対応できる材料系のエンジニア育成も目指しており、SDGs的な観点でも時代にマッチしているといえるだろう。

先端材料工学科の小山和也教授はこう話す。

「材料系エンジニアは、あらゆる工業分野で求められており、本学の卒業生の進路も、材料関係はもとより、機械、自動車、化学、電気・電子など多岐にわたります。多様な材料の特性を熟知したエキスパートを育て、循環型社会の実現に貢献できる人材を育てます」

 

 

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千葉工業大学の公式HP

 

先端材料工学科の小山教授に高校生記者がインタビュー!