東京情報大学 総合情報学部 総合情報学科は、2017年に現在の3学系体制になった。データサイエンス、人工知能などの研究教育を強化し、現代、そして将来の複雑な情報社会をリードし、活躍できる人材を育てている。

それぞれの学系の特徴は? 情報システム学系

「システム開発」「ネットワーク」「人工知能・ビッグデータ」をキーワードに、それぞれの専門的領域を取り扱う研究室を抱える。基礎技術から、ゲーム・エンターテインメント、仮想化システムなどの先端技術や、環境分野におけるビッグデータ解析技術について研究し、新たな情報分野で活躍するために必要な技術について学ぶ。

 

システムデザイン研究室

便利なシステムを作るには、利用者が抱える問題を理解し、問題解決できる仕組みを設計する能力が必要とされる。「もの」づくりだけでなく、「利用者」や「社会」などを考えながら広い視野で情報システムをデザインできる技術者を育てる。

ゲーム・アプリケーション研究室

PCゲームやスマホアプリ、クラウド型アプリなど、人を楽しませたり助けたりするアプリケーションの開発技術を学ぶ。タッチセンサーやモーションセンサー、GPS、仮想現実用ヘッドマウントディスプレイ装置なども活用する。

ネットワークシステム研究室

ケーブル配線やサーバ構築、セキュリティ技術まで、ネットワークのすべてを基礎から学ぶ。専門的知識や技術だけでなく、”ホワイトハッカー”の精神も身につけていく。

知能情報システム研究室

人工知能(AI)技術について、基礎から最新の動向まで専門的に学ぶことができる。より便利で安全なシステム実現のため、人間とAI技術を共存させた新しいシステムを開発していくことを目的としている。

環境情報研究室

人工衛星を活用する「衛星リモートセンシング」など、衛星データを駆使して地球環境を守る知識や分析技術を習得する。フィールド調査により「黄砂の発生」「貴重な動植物の分布」「地球温暖化の原因となるガス発生源」などを知り、持続可能な環境について考えていく。

それぞれの学系の特徴は? 数理情報学系

データ分析や、自然・社会システムの理解と課題解決実現のための手法を、数理情報学の基礎を身につけていく過程で学ぶ。そのなかで数学の専門線を修得し、高度な情報技術を駆使して社会の要請に応え得るデータサイエンティストを育成している。

 

数理情報研究室

「ビッグデータ」と呼ばれる複雑なデータを、ソフトウェアを使って分析し、わかりやすく可視化することで、データの背後に潜む世界を明らかにする技術を学んでいく。

データサイエンス研究室

統計学に裏付けされたデータ解析の方法について理解し、統計処理ソフトなどを利用してデータを解析する技術を修得。データの収集技術についても、実習を通して獲得していく。

それぞれの学系の特徴は? 社会情報学系

社会と情報に関わる「メディア学」「社会学」「心理学」に関する研究を通じて、新しい価値を創造し、社会で活躍していくために必要な能力を身につける。情報分析や情報提供、表現など、社会問題解決や生活者の利便性向上のための、多様な手法を学んでいく。

 

映像・音響研究室

本格的なスタジオやプロ仕様の機材を使い、実践的授業を通して映像と音響の最新技術をマスター。映像、音響それぞれのゼミに分かれ、実験に基づきながら専門性を追求していく。

ゲーム・CG・Webデザイン研究室

各種デジタルコンテンツに関する教育・研究を行う。それぞれ、実際の制作にも挑戦しながら、幅広く研究していく。

メディア文化研究室

現代の様々なメディアについて、それらがどのように社会や文化と関わっているのか、どのように表現されているのか、といった視点から分析を行い、メディアの持つ意味について考えていく。

経営イノベーション研究室

社会で話題になっている企業や製品、経済現象などを素材に、経営戦略の立案や商品開発、資金調達まで、幅広く学んでいく。学内だけでなく地域や企業との連携による実践的な学びを提供している。

心理学研究室

人間のものの見方や考え方を知る「基礎心理学」と、心にトラブルを持つ人を癒やす「臨床心理学」の2分野を軸に、人間の心のあり方について探っていく。

スポーツ科学研究室

現在のトップアスリートは、ほぼ例外なく科学的な分析に基づいたコーチングを受け、活用している。研究室ではハイスピードカメラによるプレーの分析、スポーツ心理学の応用、コーチング、マネジメントなどを学んでいく。

 

【11/28(土)開催!】総合情報学部に興味を持ったら「来場型OPENCAMPUS」(事前予約)に行こう! 詳細はこちらから!