岩手医科大学は、薬学部以外に医学部、歯学部、看護学部を擁する医療系総合大学。薬学部ではその特色を生かし、6年制の一貫課程のなかで、しっかりとした教養教育と幅広く高度な基礎科学の教育を行っている。薬学部の4つのポイントを紹介しよう。

 

【ポイント1】体験型実習によりチーム医療に必要な能力を育成

・附属病院や地域薬局の見学を含む「早期体験学習」(1年次)

・東日本大震災の被災地訪問などを行う「早期臨床体験」(2年次)

・医療現場で看護師体験を行う「看護体験実習」(3年次)

・病院・薬局での長期実務実習の準備教育としての「実務実習事前学習」(4年次)

・薬局実習11週間+病院実習11時間の「長期実務実習」(5年次)

と、体験型の実習を数多く実施。実践の場で「チーム医療」に必要とされる、十分なコミュニケーション能力を身につける。

【ポイント2】早期専門教育と多職種連携教育

医療現場で働く専門職による授業を1年次から行うことで、医療人としての心構えとともに、多職種の仕事とそれに関わる薬剤師の役割の理解を早くから深めていく。さらに学内4学部の連携教育を低学年から実施している(1年次:多職種連携のためのアカデミックリテラシー、3年次:チーム医療リテラシー、6年次:4学部合同セミナー)。

【ポイント3】先端医療、地域医療

5年次に行われる「病院実習」「薬局実習」では、地域医療に接することも大きなテーマ。病院実習は附属病院で、薬局実習は地域医療を実践している東北地方の薬局で行われる。また、学部内では各講座に配属され、マンツーマン指導により薬学の最先端の卒業研究を行う。こうした実践を通して、問題解決能力、問題を発見する能力を身につけていく。

 

【ポイント4】基礎学力の確立

高校で物理・生物・化学の理科3科目のいずれかを履修していない学生のための準備教育、生命科学における基礎知識を身につけるための基礎科目も開講している。

 

8月にWEB OPEN CAMPUS ページを開設!

新型コロナウイルスの感染拡大により、来場型オープンキャンパスからWEBオープンキャンパスに切り替えて実施する予定だ。現在、さまざまなコンテンツを検討している。詳細は大学公式ページでチェックしよう。

 

 

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