大学入学後、英語の成績が急上昇したという立教大学3年の小林光喜さん。その秘密は彼が選んだ経営学部国際経営学科にある。注目の学科について、学生の実体験を聞いた。
苦手の英語を伸ばせると思った
高校時代、進路や学部を考えた時に一番魅力を感じたのが経営学部でした。同時に、テストの点が上がらず苦手科目ではありましたが、将来は仕事で英語を使えるようになりたいという思いを持っていました。そんな時に知ったのが専門科目の7割の授業が英語で行われる立教大学経営学部国際経営学科です。自分の願いがかなうのは、ここしかないと考えました。
1年間でTOEICが100点アップ
入学後に実感したのは、英語の力が飛躍的に伸びたこと。海外の大学で通用するレベルのアカデミックな英語を修得する「バイリンガル・ビジネスリーダー・プログラム(BBL)」を段階的に受けた結果、1年間でTOEICの点数が100点ほど上がったのです。
今では「あえて」英語の授業のみ
さらに2年次前期に、課題が多い厳しい授業を経験したことで、後期の頃にはネイティブの先生の授業がかなり理解できるようになりました。現在は、あえて英語で行われる授業のみを選択し、自ら厳しい環境に身を置くほど、自分の英語力に自信を持てるようになりました。
全員が海外留学を経験
海外留学プログラムが4年間のカリキュラムに組み込まれており、海外経験を積むことができるのも国際経営学科の大きな特長です。1年次の夏休みには原則全員が短期海外留学し、現地でインターンシップを経験します。私はオーストラリアで、自然保護区を運営する企業を選びました。
留学で世界に向けて夢が広がる
初めは説明の半分もわからず苦労しましたが、異なる国の文化に触れ、そこで初めて「世界を舞台にして働きたい」とリアルに考えるようになりました。今秋からはさらに1年間、スイスに留学します。多様な人々と文化の違いを超えて、ともにビジネスを学ぶのが今から楽しみです。
英語に苦手意識があった高校時代には、まさか数年後の自分が世界で活躍したいと思うなんて、夢にも思っていませんでした。このようなきっかけを与えてくれたのは、国際経営学科の学びです。この学科で学ぶことで、本当に人生が変わったと実感しています。