★JICA国際協力中学生・高校生エッセイコンテストの募集要項はコチラ

2017年度  優秀賞

萬谷美里さん(兵庫県立北須磨高等学校2年)

Q エッセイコンテストに応募されたのはなぜですか? きっかけや経緯を教えてください。

昨年の夏にトビタテ留学JAPANの支援を受けて、アフリカのタンザニアで7週間教育ボランティアをしてきました。帰国後に、そこで学んだことや自分の気持ちを整理するためにこのエッセイを書きました。

Q エッセイで一番表現したかったのはどんなことですか?

タンザニアでの経験を通して、国際貢献をしていく上で大切なのは、一方的に支援するのではなく、お互いに良い点を学び合える、Give&Takeの関係を築くことだということを学びました。この学びを同じ志を持っている方に伝えたいです。

Q エッセイ執筆の過程で苦労したことや、工夫したことがあれば教えてください。

タンザニアでの経験を自分らしく表現したかったので、出来るだけ構えず、素直に書きました。苦労したことは、伝えたいことを限られた文字数の中でまとめることです。

Q 執筆してよかったと思うことがあれば、教えてください。

優秀賞という素晴らしい賞を頂けたこともとても嬉しいですが、何よりタンザニアでお世話になった現地の仲間たちに恩返し出来た気がします。現地の友達に報告した時とても喜んでくれました。

Q 次回のコンテストの応募を考えている生徒に向けて、テーマの決め方や、文章の書き方のアドバイスをお願いします。

まずは世界の諸問題に目を向けて、問題解決のために自分に出来ることを考えてみるといいと思います。身近なことでもいいので、何か行動に移してみることで、将来どのように世界と関わるのかを見つけられるかもしれません。

Q あなたのこれからの目標や夢があれば教えてください。国際協力に何らかの形でかかわりたいと思っているようでしたら、そのかかわり方も教えてください。

私は、途上国の貧しい子供たちにとって「心のよりどころ」となるような学校をつくりたいです。そこで仲間と共に笑い、喜び、励まし合うことで、今を豊かに生きることができ、また、学校で学んだ知識を将来に生かし、個々の未来を豊かに生きるお手伝いをしたいです。そして、そこに小さな平和をつくることが出来ると確信しています。