【マナビ最前線】語学を学ぶ最高の環境で、グローバル社会に貢献する人材を育成(関西外国語大学)<PR>


スティーブン・ザーカー教授

関西外国語大学のスティーブン・ザーカー教授にお話を伺いました。

新プログラム「グローバル人材育成プログラム」とは?

「これから社会に出ていくみなさんに必要なのは英語、異文化経験して多様な問題に柔軟に対応できる能力、それからビジネスの知識です」。関西外国語大学のスティーブン・ザーカー教授はこう強調する。この思いを体現するように関西外国語大学では今年、新たなプログラム「グローバル人材育成プログラム」をスタートさせた。

海外54カ国・地域の383 大学とネットワークを結び年間約1830 人の外大生が留学を実現。欧米やアジアなど約40カ国から約620人の留学生を受け入れている。

関西外国語大学の環境は語学を学ぶ上で理想的だ。昨年は、海外の大学と協働開発した留学準備プログラムSuper IES(Intensive English Studies)を始動させた。これは海外の大学の学士課程に入り英語で専門分野を学ぶために、留学前に高度な語学力や基礎知識を身に付けることを目的としたプログラムだ。それに対し「グローバル人材育成プログラム」では、これまで外国人留学生向けに開講されていた授業が学部のカリキュラムの中に組み込まれ、全学部・学科(短期大学部を除く)の学生が留学生とともに受講できるようになる。授業はすべて英語だ。

海外留学と同等の学びが学内で実現!

関西外国語大学は1971年から留学生を受け入れ、学生交換を主体として受け入れた留学生数は、これまでに国内最多レベルを誇る1万7000人に上る。留学生が関西外国語大学で取得した単位は原籍大学で認定されている。つまり海外の大学の基準を満たす留学生向けの科目を履修する「グローバル人材育成プログラム」は、海外留学と同等の学びが大学内で実現するというものだ。

開講科目は、国際関係や政治学、歴史、経済、ビジネスなど多岐にわたり、60科目以上が用意されている。また授業はディスカッションが中心で、活発に発言する留学生と対等に議論することが求められる。英語によるプレゼンテーションの機会も多い。留学生たちのさまざまな文化的背景に触れることもできるだろう。

実務経験豊富な教員がプログラムを後押し

授業を担当する教員は、その専門分野での研究や実務経験があるエキスパートだ。

外国人留学生を対象に授業を開講する留学生別科の別科長を務めるザーカー教授もその1人。数十年前に留学生として関西外国語大学でも学んだザーカー教授は、アメリカの大学院卒業後、コンピュータ関連製品の開発・販売で知られるヒューレットパッカードに入社した。日本や韓国で同社の事業を成功に導いてきた後、2011年より関西外国語大学で教鞭を取っている。アメリカ商工会議所関西副会頭も務め、最近ではそのネットワークを生かして国内や外資系ホテル、海外協定大学の協力を得てサービス・ホスピタリティ業界のリーダー育成プログラムも立ち上げた。長年ビジネスの世界で経験した成功や失敗をもとにしたビジネスやマーケティングの授業は高く評価されている。

海外留学を疑似体験できる「グローバル人材育成プログラム」では、高度な語学力、異なる文化や歴史、宗教への理解やコミュニケーション能力を培うことができるだろう。ザーカー教授は「今、日本の学生は内向きだと言われますが、世界に目を向けて英語をしっかり学び、自分の将来を自分の力で切り拓いてほしい」。出会ってきた多くの留学生や自身の経験から異文化との出会いや語学を身に付ける重要性を説き、学生たちがグローバル社会に貢献できる人材になれるよう応援している。

 先輩に聞く

外国語学部英米語学科4年
江藤帆南さん(大阪府立清水谷高等学校出身)

 

 高校ではクラブ活動のために海外研修に参加できませんでした。だから長期留学に行くために留学プログラムやサポートの制度が充実している関西外国語大学を志望しました。

 1、2年生の時は今の関西外大IESと呼ばれるIESプログラムを受講し、週8回ネイティブの先生から英語4技能の指導を受けました。全て英語による授業は初めてでしたが、受講生の意識の高さに刺激されて学ぶ日々でした。

 そして3年次3月からの語学&インターンシップ留学では、カリフォルニア大学でビジネス英語とツーリズム・ホスピタリティ系の授業を履修し、ワイオミング州グランドティトン国立公園内の宿泊施設で5カ月間のインターンシップに参加し、レストランでの仕事とハウスキーピングを経験しました。アメリカでは個々の持ち場が区切られ、他の人を手伝いません。しかし回転率を上げてゲストを増やすため、あえて私は自分の持ち場以外も手伝いました。すると次第に手伝う人が増え、良い影響を与えることができたと思っています。

 また時間や約束の考え方に文化の違いを感じる経験もありましたが、意見を伝えあうことで物事をいろいろな角度から見ることができるようになったと感じます。この経験を生かして多くの方と接する仕事をしたいと思っています。

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