シリーズでお送りしている「明治★魂!」。今回は、政治経済学部政治学科4年(2018年時点) 高取 司さんに学部での学びや留学体験について取材しました!
明治大学政治経済学部に入学して分かったのは、予想以上に国際化に力を入れていることだ。なかでも通常の英語のクラスとは別に設けられた「ACE プログラム(英語実践力特別強化プログラム)」では、モチベーションの高い学生たちと共に、グローバルな職業を意識した実践的な英語を学ぶことができた。そこで出会った友人に紹介され、海外の協定校から留学生を受け入れる「留学生サポーター制度」にも応募。「留学生を日常的にサポートすることで、国際交流ができる。日本のアニメ文化を研究したいという留学生を秋葉原に案内することもあります」
2年の春学期には、3 か月間の留学プログラム「カリフォルニア大学サマーセッションズ」に参加した。留学生から聞いていた“アメリカの大学の厳しさ”を体験してみたいと思い、正規授業が受けられるプログラムを選択した。また、あえて他の日本人学生とは異なる科目ばかりを履修した。なかでも大変だったのは歴史学だ。「毎週教科書を200 ページ読むことを課されました。アメリカ史なので予備知識がなく、日本語でネット検索しても何もヒットしません。“言葉の壁”なんて言っていられない状況で、先生はもちろん、クラスメイトにも分からないことは必死で質問しました」。こうした試練を乗り越えたことで自信がつき、帰国後は成績が飛躍的に上がったという。
現在は就職活動のかたわら「学生留学生アドバイザー」として、「迷うくらいなら挑戦したほうがいい」と後輩たちの背中を押す日々を送っている。
明治大学での4年間を通じてあらためて感じるのは、サポート体制の充実ぶりだ。「教職員の方が学生のことを本当に考えてくれている。それがなにより明治大学の良いところです」