オープン当日は、同大茶道部と留学生による茶会が開かれた

国から「スーパーグローバル大学」に指定されている千葉大学は4月8日、西千葉キャンパスに茶室型の異文化体験施設「千ち庵あん」を開設した。留学生との交流や日本文化の理解を体験する「グローバル茶室」として活用する考えだ。

施設は四方がガラス張りで、中央には電気炉が設けられている。学生は自由に使うことが可能という。留学生と日本人学生の交流の場のほか、室内のプロジェクターを使用したグループ学習などの利用を見込んでいる。

担当者は「学生が日本の文化と世界の文化に触れることで、さまざまなアイデアを生み出してほしい」と話している。

(大橋哲也)