2026年4月、創価大学は理工学部に「グリーンテクノロジー学科」「生命理工学科」の開設を予定している。新学科誕生の背景や詳細を紹介しよう。
※いずれも仮称·設置構想中(設置計画は予定であり、内容に変更が生じる場合があります

理工学部の学びが広がる

創価大学が、新たに設置予定の「グリーンテクノロジー学科」「生命理工学科」は、いずれも「理学および工学を専門に、持続可能な社会と人類の健康と福祉に貢献できる人材を育成する」ことが目的だ。

国が力を入れる成長分野のひとつである「グリーン分野」と、人類の健康を守るために不可欠な「生命科学分野」は、いずれも現在から将来にかけてとくに必要なテーマ。いずれもSDGs達成に貢献する学びであると同時に、日本のみならず世界の課題解決にもつながる学びといえるだろう。

文理融合的な側面も グリーンテクノロジー学科

世界共通の課題である「グリーン・トランスフォーメーション(GX)」において、創エネルギー・省エネルギー技術をリードする技術者を養成するため、文系と理系の枠を越えた教育を展開する。

低炭素社会の実現に向け、気候変動を理解するための地球科学や地球観測技術、安定した食糧生産に必要な生物生産工学、環境にやさしい各種低炭素技術を学び、これらを社会に還元するための環境経営学や国際技術協力などについて学ぶ。文理のタッグによる学びや、企業との連携も予定している。

 

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分野を横断し健康や病気に関する研究を進める

一方、人類の健康を守るために不可欠な「生命科学」の分野を中心に、理論と応用を誘導した学びを通じて、科学技術の発展と心の豊かさを調和させたヒューマン・ウェルビーイング社会の実現に貢献する人材を育成するのが、生命理工学科だ。

学科に含まれる領域は、「生物・生命科学」「電子工学・応用物理学・化学」「糖鎖生物学」などの分野。生命科学とテクノロジーを応用した医理工連携に通じる各テーマに関する最先端の融合分野を学ぶ。

企業・研究所などとの連携も行われる予定で、課題解決能力を磨く実践的な学修ができる。

 

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そのほか、創価大学では同時期の2026年4月に、「経済経営学部ビジネス学科」の新設ほか、「法律学科」を「法律政治学科」に、「教育学科」を「心理・教育学科」に名称変更を予定しており、大学全体として学びのバージョンアップを図っていく。

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学科名称変更についての詳細はここで確認しよう

 

提供:創価大学