「総合情報」「看護」の2学部を擁する東京情報大学。自分の興味・関心に合わせた多様な情報学、次世代の看護師を育成する豊富なカリキュラムで、学生の「やりたい」を叶えている。今回は高校生記者の2人がOCに潜入! 行ったからこそわかる大学の魅力をリポートしてくれた。

eスポーツ・マインクラフト…… 楽しそうなプログラムにテンションアップ

2024年8月3日(土)に開催された東京情報大学のオープンキャンパス。高校生記者のTatsuさんとみひさんが、丸一日をかけて体験取材した。総合情報学部、看護学部のそれぞれの注目プログラムに参加。この記事では主に総合情報学部のプログラムに参加した模様をお伝えする。

2人が最初に訪れたのはこの日の目玉プログラムの一つである「eスポーツ体験」。事前申込をした高校生を対象に「eスポーツ大会」の実施前に、学生スタッフを中心に準備をしているなか訪問した。

 
 

Tatsuさん

eスポーツができる大学が増えてきたということは何となく知っていましたが、実際に導入している学校には初めて行きました。有名な会社のゲーミングPCやゲーミングキーボード、マウス、ヘッドホン、コントローラーが完備されていてとても驚きました。スペックが高いことから、試合に集中できる環境が整っていると感じました。学生さんが自分たちで試合の舞台を準備していることにも魅力を感じました。
 
今回のeスポーツ大会で使用されていたゲームは、じつは最近やったことがありました。コントローラーが自宅と違い、キーボードだったので難しかったです。
 

みひさん

 

 

体験授業で総合情報学部の学びを実感

この日は、情報システム学系・データサイエンス学系・情報メディア学系それぞれの授業が体験できるプログラムも実施されていた。すべてに参加した2人の感想は?

実施された体験授業一覧

情報システム学系

(河野義広先生)

Webプログラミング体験

YouTube、X、ChatGPTの連携アプリ

データサイエンス学系

(川勝英史先生)

マインクラフト・プログラミング

マイクラで学べるアルゴリズムとデータ構造

情報メディア学系

(西村明先生)

音の可視化、音を目で見てみよう

音声、楽器音、スペクトログラムアート

 

Tatsuさん

「音の可視化、音を目で見てみよう」はまさに「THE情報の授業」でした。パソコン内のファイルに入っている様々な音を再生して鳴らし、オシロスコープで波形を見るという内容。簡単ではありませんでしたが、授業についていくことができました。
一番面白いと感じたのは「音の可視化」授業です。琴やトランペットなど、いろいろな音の波長を読み込んで波線で可視化できるソフトを使って、音の特徴をひとつずつ見ていきました。高い音は波長が短く波線は高く上がったり、低い音は波長が長く、波線は低かったり、その他にも楽器特有の音の波長を見ることができました。
 

みひさん

 

Tatsuさん

「マインクラフト・プログラミング」は、ゲームであるマイクラを教育に活用するという点に感銘を受けました。私自身、キーボードでマインクラフトをやったことが無かったので、とても苦労しましたが、繰り返すうちに徐々に慣れていき、楽しく学ぶことができました。教室内のマイク設備がしっかりしていたので、先生の指示も的確に聞き取ることができました。

また、「Webプログラミング体験」は、間違いなく私が一番難しいと感じた授業です。生成AIを用いて自分でプログラムを作成するという内容でしたが、たった1文字違うだけで上手く作動しないため、集中力と理解力が必要だと感じました。高校時代はプログラミングに詳しくなかったという学生さんが今では難なく課題を解決していた姿を見て、きちんと勉強すれば高度なプログラミングも修得できる環境にあるのだと安心しました。

 

 

 

 

学系・研究室紹介で現役学生と触れ合う

総合情報学部は、情報システム・データサイエンス・情報メディアの3つの学系に分かれている。オープンキャンパスではそれぞれの学系から複数の研究室がブースを出展。研究内容を披露していた。

 
 
 
 

Tatsuさん

『情報メディア学系』のブースのあるゼミでは、千葉県内の市民団体等とコラボしてお菓子などを作っていました。机上で勉強するだけでなく、その先にある『実際にやってみること』に挑戦できる環境があることが素晴らしいと感じました。マーケティングについて企業の方に話を聞き実践しているとのことです。実際にやってみることが一番勉強になるし、経験によってより理解を深めることもできます。一石二鳥どころではなく『何鳥』にもなり得る体験ができる、こうした強みがある大学は限られていると思います。
 
 

 

学食無料体験で感じたこと

この日のオープンキャンパスでは、学食の無料体験も実施していた。それぞれが迷いながらも食べたいメニューを選び、実食。味や学食の雰囲気はどうだっただろうか?

 

Tatsuさん

私は唐揚げ定食を食べました。ごはんとおかず、みそ汁のセットでした。唐揚げはとてもジューシーでおいしく、量も多く、じゅうぶんにお腹いっぱいになれました。ほかのメニューも食べたくなりました。種類が豊富なので飽きることもなさそうです。食堂は座席数も多く、注文から受け取りまでの時間もスムーズで早かったので、時間がないときでもパパっと食べることができると感じました。
想像以上にたくさんの種類があって驚きました。洋食屋さんのようにディスプレイにメニューのサンプルが置いてあり、決めるのにもかなり悩みました。私が食べたチキン南蛮定食は、衣がサクサク、お肉はジューシーで、とってもおいしかったです。学食(2号館)は1号館から近い位置にあり、気軽に来られそうでした。
 

みひさん

 

【知の宝庫 図書館を見学!】
 
4号館(総合情報センター棟)は、図書・文献だけでなく、各種電子メディアやネットワーク環境を縦横に駆使した本格的な電子図書館をめざし、マルチメディア機器を備えた大小ホールやスタジオ、演習室や研究室などを統合した複合建築物。2人に見学した感想を聞いた。

Tatsuさん

何よりも本の冊数に驚きました。小説や漫画、雑誌からマイナーな図鑑まで広いジャンルを取り揃えていました。読書スペースも多く用意されていたので、集中して読書をするのに最適だと思います。映像を視聴できる特殊な個室もあり、その設備に凄さを感じました。
とても広く、本も本当にたくさんありました。大きいテーブルや、仕切りのある自習できるスペースはもちろん、ゆったりとしたソファーまでありました。窓際に外を見ながら読書をできるスペースがあって、眺めもよく、リフレッシュにいいなと思いました。

みひさん

 

OCスタッフとアフタートーク

今回は、オープンキャンパススタッフを務める学生とも話をすることができた。学生生活や学びのことなど、気になっていたさまざまなことを聞くことができたようだ。

 
 

Tatsuさん

学生のみなさんの話によると、普段の授業ではプログラミングをしたり演算をすることがほとんどだそうです。しかし、数学力やパソコン力はそこまでなくても、大学入学後に基礎から学べるとのことなので、『興味はあるけど自分にできるか分からない』ということで悩んでいる人でも問題ないだろうと思いました。とても明るい雰囲気が伝わってきたので、キャンパスライフの面でも楽しむことができそうです!
総合情報学部の学生さんは、システムエンジニアやプログラマーを目指す方の他に、教職課程も取っている方が多かったのが印象的でした。また、情報学への先入観が今まであったことに気づきました。情報学は、なんだか数字ばかりで難しそう、コードとか難しくてわかんない……などのイメージを抱いていましたが、それだけではないことがわかりました。たとえば宅急便の配送ルートで、どの道順が一番効率的かを考えるために、論理的に考えていくなど、「考える」学問でもあります。私は文系で、数学は本当に苦手なのですが、多角的に考えてくことは好きなので、情報学にも興味を持ちました。高校では「情報I」という授業を受けているので、今回のオープンキャンパスの取材で感じたことなどをもとに、もっと積極的に授業に参加していこうと思いました。
 

みひさん

【9/14(土)開催】次回オープンキャンパスの詳細&予約はこちらから!

 

提供:東京情報大学