通学時間やちょっとした空き時間など、時間や場所を選ばずに英語の学習ができる「英語アプリ」。どの選抜方式でもほぼ英語が課されているほど、入試は英語が要。そこで今回は、英語をもっと伸ばしたい、苦手を解消したいという高校生5名が無料の英単語学習アプリ「e-ONIGIRI英単語」を試し、座談会を行った。
「e-ONIGIRI英単語」ってどんなアプリ?
英単語アプリ「e-ONIGIRI英単語」は、楽しく学習できる仕組みがいっぱい。学習を続けるとポイントが貯まったり、おにぎりのキャラクターがもらえる。
このアプリには約10,000語の英単語が収録されており、中学校から大学入試に役立つ単語が学習できる。プレースメントテスト(実力判定テスト)を通じて、自分の語彙力に合った学習範囲を設定できるため、効率的な学習が可能。記憶効果に基づいたトレーニングや単語の復習機能も備えている。
5名の高校生が実際に使ってみた結果は?
「e-ONIGIRI英単語」をどんな使い方をして、どんな効果があったのか? 5名の高校生たちに無料版をダウンロードしてもらい、ふだんの勉強に取り入れてもらった。
- 【今回参加してくれた高校生】
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スキマ時間で英単語力アップ! タイパの良い学習方法とは?
-みんなはそれぞれどういう使い方をしたのかな?
僕は通学電車の中で20分やりました。他の学習記録アプリも使っているので、それと連動していたら便利かなと思いました。
私も毎日15分から20分くらい、帰宅途中に友達と一緒にやりました。友達と一緒にやると、次に同じ問題が出た時に「あの時の」と思い出せるし、楽しいです。1問でも間違うと正答率が大きく落ちるけれど、逆にそれがやる気につながって、9割正答を目指してがんばりました。
私はみんなとちょっと違って、夕食後にやることが何もなくなってから10分くらいやることを日課にしていました。
私は中学英単語と共通テストレベルを学びました。中学レベルの問題形式はひとつのスパンが長いから、そこに出てくる単語を完璧に使えるようになるまですごい回数を重ねました。
メリハリつけて、効果的に学習することが大切
-「e-ONIGIRI英単語」とふだんの勉強を、どう使い分けた?
机に座っている時は紙に書いて覚えるスタイル、移動中はスマホで「e-ONIGIRI英単語」と使い分けていました。ただ、スマホは他のアプリもいじってしまうので、勉強時間には換算しない方がいいかなと思います。
私も家ではしっかり書いて覚えましたが、学校のスキマ時間に「e-ONIGIRI英単語」をしていました。
僕もガッツリ勉強したい時は単語帳で、軽くやりたい時は「e-ONIGIRI英単語」と使い分けました。
キャラクター集めがコレクター心をくすぐられる
-みんな、すごく活用しましたね。どうやって継続できたのかな?
学習を進めると、かわいいおにぎりのキャラクターが増えていくからやる気が出ました!私は友達と一緒に遊び感覚でやっていたので、一段落するタイミングで「おにぎりのネタ何が好き?」とか会話がはずむのも楽しかったです。ゲーム感覚で単語を覚えることが楽しくなります。あと、学習を重ねるとアプリの中の農場が充実していく仕組みがあるのもよかったですね。
そうそう! おにぎりのキャラクターはもっと集めたくなりました。友達に「ゲームしているの?」「かわいい」とか言われて、「英単語アプリだよ」と教えると、みんな「やろうかな」って言っていましたよ。単語の勉強はあまり好きじゃないけど、やる気が出る仕組みだなと思いました。
あと問題形式がたくさんあって、総合的に英単語の力を高められるのがよかったです。一つの問題形式をやり続けるより、飽きずに集中して学べました。
複数のテスト形式で出題されるから覚えやすい
-実際に学習した上で魅力的な機能ってありましたか?
今まで私が使ってきた英単語アプリはスペリングの勉強ができなかったけど、「e-ONIGIRI英単語」は自分で入力することでスペルも学べるのが気に入りました!同じアルファベットが2つ続く単語ってミスしやすかったのですが、これで解消できそう。
確かに、今まで机に向かって書いて覚えていたスペリングをスマホでできるのはいいですよね!
スペリングもいいけれど、僕は苦手なリスニングを通学中にイヤホンで学習できるのがよかったです。1日20分で30問くらいやっていたら、期末試験でリスニングの点数が伸びました。
つなげて発音する2つの単語とか、見ればわかるのに聞いただけではわからなかった単語を聞き取れるようになりました。駅のホームで流れる英語のアナウンスが正確に聞き取れるようになってビックリ!
-テスト形式での学習方法は役立ったかな?
テスト形式を主に使いましたが、最初はできなかったり、見当もつかなかった単語が、回を重ねるごとに「これわかる!」となってきて、モチベーションにつながりました。最初は50%もできなかったけど、だんだん80%以上とれるようになりました。
同じ単語の問題が何回か出てくるので、出会う回数が増えるほど覚えられました。あと、ポイントをためないとプレイスメントテストが受けられない仕組みもいいですね。
選択肢があると、消去法で答えて覚えた気になりがちですが、テスト形式ではできなくて、偽りの知識だったと気づけました。そのことがきっかけで、答え以外の選択肢に当てはまる単語についても考えるようになりました。
「覚えた」って思い込みしやすいのですが、テスト形式の問題で確認できてよかったです。できる気になっていたことに気づけるから、逆にふだんの勉強もちゃんとやらなきゃと思うようになり、確認するという勉強法が定着しました。
英語を学ぶことで、世界中の人とコミュニケーションが可能になる!
-みんな、それぞれに効果的な学習ができたようですね。将来は英語をどんなふうに活用したいと思っているのかな?
英語圏の国に留学したいですが、まずは街で外国の方に道を聞かれて、答えられるようになりたいです。
先日、米軍基地のイベントに遊びに行ったのですが、こういうところで英語を使って働けたらかっこいいなと思いました。
受験する推薦入試の出願資格に必要な英検1級を取得することです。将来的には外務省とか国際機関で働けたらいいな。
私もまずは英語の資格取得が目標。高1で1年間留学して、海外生活は自分には合わないなと感じたので、日本で英語を使って活躍したいと思っています。海外のニュースを日本語に置き換えず、理解できるようにもなりたいですね。
人と接するのが好きなので、いろんな国の人と話すことで友好関係を作り、ビジネスでも英語でスムーズに会話できるようになりたいです。
英語は世界最大のコミュニケーションツール。まずは単語から習得しよう!
提供:いいずな書店
むすびさん