俳句の部 受賞者インタビュー

最優秀賞  『彗星の軌道の逸れて切子かな』

群馬県立高崎高等学校  植原 拓巳さん

 

―受賞した感想を教えてください

このような賞をいただき、誠にありがとうございます。この賞が私にとって初の賞となります。受賞報告を受けてからしばらく経ちますが、未だに賞をいただいたことに現実味がありません。本当にありがとうございます。

 

―このコンテストに応募しようと思った理由を教えてください

何かの賞を取りたいと様々な賞に応募しているときにコンペのサイトでこの賞を見つけ、応募させて頂きました。

 

―受賞作品の誕生秘話(こんな場面で思いついた など)や込めた思いを教えてください

句作を行っている時、ふとした瞬間に「彗星の軌道の逸れて」という上五中七が浮かびました。このフレーズは使えると思い、フレーズを活かせる季語を選んでいきました。

 

―受賞作品の創作にあたって、工夫したこと、苦労したこと、楽しかったことをそれぞれ教えてください

どれも季語の選択です。この句は上五中七のフレーズが先にできたため、どのような季語を合わせれば上五中七を最大限生かせるかを考えて季語を選びました。それがこの句において工夫であり苦労であり楽しかったことです。

 

―受賞作品の創作を通して、得たことや成長したことがあれば教えてください

多作をしている中で生まれた句であるため、この一句で何かを得たり、成長したりということはありません。この句だけではなく同じタイミングで作られた他の句も含めて句作の力をつけたとは感じます。

 

―創作活動は日頃から行っていますか?

はい

 

―創作活動の魅力はどんなところですか?

やりたいことを好きなようにできることです。

 

―創作のこだわりやポイント、日常のルーティーンのようなものがありましたら教えてください

そういったものは一切ありません。強いて言うならこだわりはいい作品を作ることです。

 

―創作活動に興味がある人、創作活動を始めようとしている人へアドバイスをお願いします 

創作の良いところは自分のやりたいことができる、表現したいことが表現できることです。自分の好きなようにやってみたらいいと思います。

 

★応募に関する情報は、応募概要ページでご確認ください。

<応募者必見> 
★受賞作品を読んでみよう
  短篇小説の部 ・ 現代詩の部 ・ 短歌の部 ・ 俳句の部
 
審査員を務める 堀本裕樹先生からの一言アドバイス