1年次から⽩⾐を着て「実習」を⾏い、薬学を学⽣の実践⼒として育むカリキュラムが特徴の星薬科大学。 薬剤師国家試験のストレート合格率が毎年高いことでも知られる同学は、6年制の薬学科と4年制の創薬科学科の2つの学科を擁している。今回、両学科の学びのポイントを紹介しよう
※本記事に掲載されているカリキュラムは、2023年度のものです。2024年度より、カリキュラムの一部変更が予定されています。
【薬学科】
■安定して⾼い 薬剤師国家試験合格率
国家試験では、物理、化学、生物などの基礎から、実際の臨床に関する内容まで、広い範囲が出題される。同大学では、「繰り返し」によって知識の定着を図りながらレベルアップしていく演習講義や試験、国試対策の専任教員チームによる、一人ひとりの将来設計やレベルに合わせた「テーラーメイド教育・指導」により、学年全員でのストレート卒業と国家試験合格を目指している。

希望の進路に合わせた選択授業で卒業後の実践⼒を育む「アドバンスト・コース」
5・6年次における2コース4系統に分けられた選択授業は、50科目を超える多彩なバリエーション。
同学で培った薬学の知識とスキルを、それぞれの理想の現場で活きる実践⼒にする学びを用意している。
1)実践的薬剤師育成コース
・臨床実践能力育成系統
ジェネラリストの薬剤師をめざす学生向けのコース。1~3ヵ月間の発展的な「実務実習」を行う。
・臨床専門能力育成系統
スペシャリストの薬剤師をめざす学生向けのコース。「がん治療」「生活習慣病」など本学の独自性を活かした薬剤師に必要な専門的能力を養成。
2)総合的薬剤師育成コース
・臨床実践能力育成系統
多様な講義形態で、医療を取り巻く様々な分野で先導的な意識を持って活躍するために必要な見識や能力を養成。
・論理的思考能力醸成系統
各研究室でより高度な研究活動を行い、薬剤師発信型の提案力を養成。
「実践的薬剤師育成コース」には、発展的な実務実習や、「がん治療」など本学の独自性を生かした専門的能力を養う授業があり、幅広い「薬剤師」の育成に取り組んでいる。
一方で「総合的薬剤師育成コース」には、「医薬品開発戦略論」や「薬事と行政」といった授業があり、薬剤師資格を取得した上で、医薬品メーカーの「研究・開発職」や「MR職」、「公務員」などを目指す学生にも対応している。
【創薬科学科】
「研究」を通じて薬学を追究し、その力を社会につなげる4年間
薬学は、「新薬開発」だけでなく、「生命」「食」「環境衛生」などの幅広い生命科学の世界に広がる学問。
創薬科学科では「研究」を通じて薬学を「深く」追究するとともに、培った専門性を社会に活かしていくための科目により、学生の視野を「広げる」カリキュラムを充実させている。「深さ」と「広さ」、2つの薬学の側面を学ぶ4年間で、薬学の価値と、学生の未来という2つの可能性を創造していく。

高い研究力を誇る同学。ハイレベルな研究を継承し、進化させる一員として、最先端の薬学を学べる。学部生による学会発表の機会も多いことが証明するように、3年次から配属される「研究室」では、教員の指導のもと、学生が主体となって独自の研究テーマに取り組むことができる環境となっている。
最先端の薬学を、じっくりと「深く」追究する経験は、医療人としての知識やスキルだけでなく、社会人基礎力の向上にもつながる。また、学生が「考え、発言する」機会の多い講義や、学会への参加経験など、卒業後、社会で活躍できる人材を育むカリキュラムを用意している。
<詳しい情報はこちら!>
<OPEN CAMPUS(来場型)>
イベント概要
【日時】2023年7月28日(金)11:30~16:30
2023年7月29日(土)11:30~16:30
※事前予約制
オープンキャンパス | HOSHINAVIー薬学部受験生サイト | 星薬科大学
提供:星薬科大学