2024年度から新たに使用される紙幣のうち、新千円札の図柄に学祖である北里柴三郎博士が採用されていることで話題の北里大学。薬学部でも、北里博士の「実学の精神」を受け継ぎ、広く社会に貢献する薬剤師・研究者を育てている。その特徴や学びの場を知り、感じることで、より興味がわくはずだ。

ノーベル賞受賞の大村博士も

北里大学は、北里柴三郎博士が創立した私立伝染病研究所(後に北里博士が国に寄付し国立となる)が母体となっている。「世の中の役に立つ発見・研究」という実学を貫いた北里博士。後進の研究者からも数多くの世界的研究が生まれていった。2015年にノーベル生理学・医学賞を受賞した大村智特別栄誉教授もその一人で、大村教授は薬学部教授を務めていた経歴を持つ。薬学部もまた、「実学の精神」に基づく研究、学びの場であるのだ。

もっと知りたい!北里大学薬学部

Q.キャンパスの場所はどこにある?

A.薬学部は、1年次は相模原キャンパスで、2年次以降卒業までは白金キャンパスで学ぶ。いずれも勉学に打ち込みやすい静かな環境の立地だ。また白金キャンパスは、北里博士が開設した北里研究所発祥の地であり、北里研究所病院、大村智記念研究所をはじめ数々の施設が併設され、東京都心で「教育・医療・研究の最前線」に身を置くことができる。

相模原キャンパス 神奈川県相模原市南区北里1-15-1

白金キャンパス 東京都港区白金5-9-1

 

Q.北里大学薬学部の特徴は?

A. 「北里大学病院」「北里大学北里研究所病院」「北里大学メディカルセンター」の3つの附属病院と強固に連携しており、学部や病院の垣根を越えた交流ができる。医療現場に密着し、充実した臨床薬学教育とチーム医療教育を提供している。

さらに北里大学薬学部を知りたい人は…。インフォグラフィックでわかりやすく紹介されている公式サイトをチェック!

数字で見る北里大学薬学部

 

 

2年次以降の学びの場・白金キャンパスってどんなところ?

 

薬学部の教育環境や学生生活を充実させるため、食堂、大講義室、多目的室を配置した地下1階・地上3階の「薬学部2号館」は、ガラスを多用した明るい室内や、木のぬくもりを感じさせるデザインで、快適に過ごせる空間となっており、学びやすい環境となっている。

また、東京都心にあるキャンパスとして、学生からの評判も高い。

「授業が終わってから友人と恵比寿や渋谷に立ち寄ることもできます。お気に入りは広尾にあるトリュフパンが自慢のベーカリーで、早く帰れる日はパンを買いに行くこともあります」という女子学生の声もある。都会での生活を満喫しながら、学ぶことができる環境なのだ。

 

早く白金キャンパスを見てみたい、という人はまずは公式YouTubeをチェックしてほしい。キャンパスツアー動画は必見だ。

 

白金キャンパスの見学チャンス

そんな北里大学薬学部では、7月22日(土)・8月26日(土)にオープンキャンパスを予定している。開催場所は白金キャンパス(対面型)で、事前申込制となる。くわしくはオープンキャンパスページを確認しよう。

 

また、「白金祭(学園祭)」が開催される10月28日(土)、29(日)は、「薬学部進学相談会」も予定されている。

白金キャンパスで先輩学生たちが主役の学園祭を楽しむことで、薬学部の魅力をより深く知ることができるだろう。

 

提供:北里大学