神奈川工科大学の防犯ボランティア団体「KAIT BLUE」は、学内だけでなく地元である神奈川県厚木市や県の防犯イベントへの参加や、サイバー空間上の防犯など多岐にわたる活動を行っている。その活動を担う、2022年度代表の河上真緒さんに話を聞いた。
※2023年3月現在の内容です

 

 

県庁や市役所、警察署からも要請が

「KAIT BLUE」は、学内の自転車盗難防止啓発運動や、地元厚木市の「社会を明るくする運動」への参加、SNSでのサイバーパトロールなどが主な活動内容です。

そのほかにも、神奈川県庁や神奈川防犯シーガル隊、厚木市役所・警察署などからも防犯ボランティアの要請がきます。だた、みんな揃って参加するのではなく、それぞれが参加できるイベントに手を挙げて参加するという方法で、無理なく活動することを大切にしています。2023年3月には、関内駅周辺をマラソンしながら見回るという防犯活動に、2人のメンバーが参加しました。

コロナ禍の2年間は活動ができず2人だけになっていた時期もあります。2022年の春に大学の学生課の方に顧問をお願いし、活動を再開したんです。現在はメンバーも29名になりました。

社会を明るくする運動
学園祭では活動内容を展示している

さまざまな人たちと活動できる珍しいサークル

私がKAIT BLUEに参加したきっかけは、入学して間もない頃に、学生課から厚木市の少年少女フェスティバルのボランティア募集のお知らせがきたことです。大学では新しいことにチャレンジしたかったので、そのボランティアに参加してKAIT BLUEと一緒に活動しました。このときの活動が楽しくて、加入しました。

KAIT BLUEの魅力は、学内だけにとどまらず、他大学や警察、市役所など、さまざまな方々と一緒に活動できること。そして、地域貢献度が高い点も魅力です。このような活動ができるサークルはほかにはなかなかありません。活動を通して防犯意識も高まり、視野も世界も大きく広がりました。他県出身の私も、地域の一員になれたと感じています。

卒業後も何かしらの形で、社会貢献活動を続けていきたいと思っています。

 
【サイバー防犯ボランティアにも注目】
2015年から神奈川県庁・神奈川県警察の要請を受けて「サイバー防犯ボランティア活動」を開始し、現在も継続しています。専用のツールを使ってSNS上の不適切な投稿を見つけて、運営会社や県警に通報するのですが、女性に対する卑猥な言動や、犯罪に繋がる可能性があるものなど、通報案件は本当にたくさんあります。神奈川工科大学には情報学部があるので、サイバー防犯ボランティアに興味をもってKAIT BLUEに加入する人も多いです。

 

女子受験生応援サイトFind I KAITでみつけるツギのワタシでは、河上さんのインタビューがフルバージョンで掲載中! ぜひ読んでみて!

河上 真緒さん(神奈川工科大学 情報学部 情報ネットワーク・コミュニケーション学科 4年)
2023年3月現在の内容です

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提供:神奈川工科大学