1月下旬から2月中旬がピークとなる私立大学の一般選抜(一般入試)。河合塾秋葉原館 館長・小島一典さんに、私立大一般入試に向けた対策を聞いた。

➀受験科目パターンや配点比率をチェック

センター試験が終わった1月下旬~2月中旬に行われる私立大学の一般方式。科目は大学によりさまざまですが、文系は英語・国語・地歴公民または数学から3教科、理系は英語・数学・理科の3教科を受験科目とするのが一般的です。

ただし受験科目のパターンや配点比率などは大学によってさまざま。受験する大学のことを事前に調査し、自分にあった方式について知っておくことが大切です。

 

➁出題される問題にも傾向がある

さらに、大学によって出題される問題にも傾向があります。同じ「英語」でも、語彙・文法などの知識を問う問題と長文読解、リスニングなどの問題の比率や配点、長文読解の難易度など、大学によって違いがあります。たとえば慶應義塾大学文学部は辞書持ち込みOKだったりします。ただし、辞書をいちいち引いていると、時間がなくなってしまいます。

国語の場合も、現代文しか出題されない大学や、明治・大正期の読みづらい文語文を読み解かせる傾向のある大学なども。本命の大学については、最低4~5年分は過去問題を解くことをおすすめします。出題傾向が、ある年を境に変わっていく場合もあるので、直近の年(昨年の問題)から解いていくと良いでしょう。

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