夏休みは長いようであっという間。充実した夏休みにするためにはどうすればよいか、先輩たちにアドバイスしてもらった。

夏休みはチャンス たくさんのことを経験しよう

2年生の夏休み。それは1年分の体力を使い果たした夏休みでした。夏休みに入ると4日間はある学校の補習を2日間だけうけて2泊3日の京都大学でのSSH研修に行き、終わった次の日には空港に行って2週間の短期留学のためにオーストラリアに飛びました。帰って来た次の日には駿台予備学校の1週間のセミナー合宿のために箱根へ電車で向かいました。このあと、私が宿題に追われたのは言うまでもありません。でもホントに充実していて、いろいろな人の考えを知れて、自分の世界も将来も変わりました。
 だから、後輩の皆さん! 夏休みはチャンスです。勉強ばっかりでもいいですが、自分が高校生であることを最大限に活かしてたくさんのことを経験してください! ただし、宿題に追われないように夏休み前に先生に宿題の範囲を教えてもらって、ある程度終わらせておくのがコツです。(きぐま・3年)

やりたいことと、やらなければならないこととの両立

とにかく夏休みの宿題を早く終わらせて自由な時間を持ちたかったので、できる宿題から早く取り掛かるように心がけていました。そうすることにより、日頃できなかったことに専念でき、有意義な夏を過ごすことが出来ました。また、あらかじめ忙しい状況を作って自分を追い込むことも一案です。
 私は夏休みに非日常の体験をたくさんしたかったので、学外で開かれる合宿型のイベントや脳科学のシンポジウム、大学研究所のラボ見学など、やってみたかった事を探して、優先的にスケジュールに組み入れました。興味ある分野の「やりたいこと」と、宿題などの「やらなければならないこと」との両立は、一見時間に追われ大変そうですが、やっていくうちにそのスピード感に慣れ、時間を管理する能力もつきます。興味ある分野がなければ、読書でも旅行でもボランティアでもいいです。夏休みを特別なものとするために、普段と違ったことにチャレンジしてみる意識が大切だと思います。(Mana・3年)

両立してみよう

ダラダラ過ごすのではなく何かに挑戦してみて

読書感想文などの時間がかかる大きめな課題や、嫌いな科目の宿題は絶対に8月の前半までに終わらせるべきです! 私は数学が苦手だったので、テキストが配られた日から解き始め、結果ほとんどの課題を7月中にやり終えました。前半で苦労をする分、みんなの倍、残りの夏休みを楽しめるはずです!
 また、長期休みでしか出来ないことにチャレンジすることをおすすめします。私は海外へ短期留学に行きましたが、ボランティアをするなど、普段とは違う環境に身を置くことで絶対に何か新しい発見があります!! ただダラダラ過ごすのではなく何かに挑戦してみてください。充実した夏休みになること間違いなしです! (C.Y・2年)

オープンキャンパスに参加しよう

私は、高校1・2年生の夏休みに、できるだけ多くのオープンキャンパスに友達と参加していました。中高一貫校だったため、周りの友人が次々に受験を意識した勉強を始めている中、具体的な目標や、大学生としての自分の理想像が明確になっていないことに、不安を抱いていた記憶があります。
 そこで私は、友人と興味のある大学をいくつか見に行ってみることにしました。学力関係なく、さまざまな大学を見に行くことで、大学とはどのような場所なのか、またその大学の雰囲気を学ぶことができました。オープンキャンパスへの参加は、夏明け以降のモチベーションや、自分の学びたい分野を決定するきっかけになるので、とてもオススメです。(なつみ・大学1年)