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2018年度国際協力特別賞 中向井 瞳さん(呉港高等学校2年)

 

Q. エッセイコンテストに応募されたのはなぜですか? きっかけや経緯を教えてください。

私の在学校では、毎年このエッセイコンテストへの応募に力を入れており、ここ何年間か続けて特別学校賞を頂いています。私も学校の課題として応募しました。

Q. エッセイで一番表現したかったのはどんなことですか?

香港への留学をきっかけに、様々なバックグラウンドを持つ人と関わりました。その中で、幸せの定義 は人それぞれでも、平和であることが皆の幸せに繋がると感じました。平和な世界を作るためには、違った価値観の持ち主同士でも、積極的に交流し、情報を交換、共有することで、お互いに良い影響を与え合うことが大切だ、ということを伝えたいと思いました。

Q. エッセイ執筆の過程で苦労したことや、工夫したことがあれば教えてください。

盛り込みたいエピソードがたくさんありました。自分が伝えたいことを効果的に表現するために必要だと思う項目を取捨選択することが特に難しかったです。
   工夫した点は、広島県出身の自分ならではの視点や経験などを大切にすることで、自分らしさを出せるよう努めた点です。

Q. 執筆してよかったと思うことがあれば、教えてください。

このエッセイがなければ、留学や帰国後の経験はただの良い思い出として終わっていたと思います。執筆してよかったと思う点は、その経験を通して自分が学んだことや感じたことを改めて見つめ直し、考えを深めると同時に、1つの形として残すことができた点です。

Q. 次回のコンテストの応募を考えている生徒に向けて、テーマの決め方や、文章の書き方のアドバイスをお願いします。

まずは世の中の出来事に敏感に関心を持つことです。そして、その見たり聞いたりしたことについて感想を持つだけでなく、何かしらのアクションをおこしてみてはいかがでしょうか。自分の個性を意識した行動によって作品にオリジナリティのある説得力が出ると思います。

Q. あなたのこれからの目標や夢があれば教えてください。国際協力に何らかの形でかかわりたいと思っているようでしたら、そのかかわり方も教えてください。

現在は、5年間に渡ってアジア諸国の高校生1000名を留学生として日本に招き、学んでもらうというプロジェクトに、ボランティアスタッフとして参加しています。今後も、日本と世界を繋ぐ架け橋の一部になれるように活動を続けたいと思っています。