名門チームの一員として「真剣に活動することが何より大事」と話す木村

【マネジャーDays】徳島・徳島市立高校サッカー部 木村未唯(3年)

運動部でマネジャーをやりたくて、強豪のサッカー部に入部しました。練習中は選手だけでなくマネジャーも走って仕事をして、全力でチームをサポートしている感じがいいなと思います。練習の隊形が変わるごとにマーカーを置き換えたり、ウオーターボトルを補充したり、ビブスを回収したり……。中学時代は吹奏楽部でマーチングをやっていたので、体力がないわけではありませんでしたが、それでもかなり鍛えられた気がします(笑)。

一つ一つの仕事に丁寧に向き合う(学校提供)

全国に向けて環境づくり

選手とコミュニケーション(学校提供)

全国高校選手権に出場します。開催時期は年末年始。受験を考えて夏のインターハイ予
選で引退する部員もいます。私もすごく悩みましたが、高校サッカーで一番大きな大会を目指してみんなともう少し頑張りたいなと思い、両立を選びました。選手権後すぐにセンター試験があるので、昼休みなど隙間時間をうまく使いながら勉強するようにしています。

2年ぶりの選手権の初戦は1月2日。それまでは、とにかくけがなく、息の合ったプレーを追求できる環境づくりを心掛けています。「ボール拾いも雑用も全部するけん、勝つために練習に集中してくれ‼」。そんな思いでサポートしています。(構成・青木美帆)

【TEAM DATA】選手52人(3年生13人、2年生19人、1年生20人)、マネジャー6人(3年生2人、2年生2人、1年生2人)。主な成績は全日本ユース選手権優勝(1991年)、インターハイ優勝(92年)、プリンスリーグ四国優勝(2015年)など。