選手にボールを渡す山元梨夏子(左)

練習中のボール渡しや水くみのほか、チェックリストを作って体調の悪い人がいないか聞いています。意識してというわけではないのですが、部員全員と毎日一言は会話します。

みんなより一歩先の行動を

試合中は「いつもより良いプレーが出てほしい」という思いを胸に、データをとってスパイクの決定率を出したり、緊張している選手に声を掛けてみたり。みんなよりも一歩先の行動を意識してスムーズに対応できるよう努力しています。先輩マネジャーが引退した時は1人でできるか寂しい気持ちでしたが、今は冷静に周りに気を配れるようになりました。

チームの特徴は上下関係が厳しくなく、和気あいあいとした雰囲気です。ネット前で2人が掛け声を合わせて跳ぶ「ブロック練習」に力を入れています。選手の身長が他校に比べて低いため、いかにボールをつないで攻撃するかが点を取るために重要です。2人のタイミングがバラバラだったり、距離があったりすると失点やミスにつながりかねませんので、掛け声をとても大切にしています。

【TEAM DATA】選手24人(3年生5人、2年生8人、1年生11人)、マネジャー1人(3年生1人)。部訓は「やったれ・ど根性」。