最も熱心に取り組んでいる活動は学校行事

部活や委員会、学校行事やアルバイトなど、高校入学後の活動は学校の授業以外でも幅広い。全国の高校生はそれらの活動にどの程度取り組んでいるのだろうか。「高校生白書」では部活や学校行事、ボランティア活動などの活動にどの程度取り組んでいたかを調査した。

運動部、文化部、生徒会・委員会、学校行事の回答結果は図のようになった。「熱心に活動している」と回答した割合が最も高かったのは学校行事で、48%の高校生が熱心に活動していると回答している。熱心ではないが活動している生徒を含めると78%という高い割合となった。

 

7割の高校生が塾・予備校に通わず

68%の高校生が塾・予備校に通っていないことが判明した。高校3年生ではその比率がやや減少するものの、依然として62%が「以前通っていた」または「通ったことがない」と回答している。

大学・短大進学予定の高校生でも52%が塾・予備校に「通ったことがない」と回答した。高校の進学指導が充実してきていることに加え、推薦入試・AO入試を各大学が拡充しており、大学進学の手段が多様化していることが要因として考えられる。また、インターネット上の学習サービスやスマートフォンの学習アプリなど塾・予備校以外の学習の選択肢が増加していることも影響しているだろう。

 

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