LINEやTwitterなど、SNS系のサービスを利用する高校生は数多い。高校生新聞12月号では、携帯電話の使い道として77%もの高校生が「SNS」と回答し、毎日使うSNSのサービスはLINEが79%、ツイッターが50%に上った(高校生新聞2017年12月号より)。今回は、それをさらに詳しく見てみよう。

SNSを利用すると回答した高校生のうち、週1回以上利用する高校生の割合が最も多かったのはLINEで、94%に上った。LINEの利用が定着していることがこれよりわかる。一方、Facebookを週1回以上利用すると回答した高校生はわずか4%に留まった。

 

では、2017年度の流行語大賞に「インスタ映え」が選ばれるなど、各所で話題になったInstagramはどのように使用されているだろうか。

Instagramを週1回以上利用すると回答した高校生の割合は46%で、LINE、ツイッターには及ばない結果となった。しかし、男女に分けて利用の程度を見ると差が大きくなっており、女子の49%が「毎日利用する」と回答したのに対し、男子の51%は「利用していない」と回答した。

LINEやツイッターなど他のSNS系サービスでは男女の利用頻度に大きな差は見られなかったため、女性の利用が多いという傾向はInstagram特有のものだと言えそうだ。

 

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