ゲーム機と電卓を駆使して計算問題に取り組む

岐阜工業高校電子科では「電気基礎」など一部の授業で携帯型ゲーム機「ニンテンドーDS」を活用している。
 授業では生徒1人に1台のゲーム機を貸し出し、先生のパソコンと無線でつなぐシステムを採用。計算問題と解答、回路図などを互いにやりとりしている。
 「生徒の理解度をリアルタイムで確認できる、一人ひとりの理解度に合わせた問題を配信できるなど、さまざまなメリットがあります」と担当の高坂武司先生。「生徒はみんなワクワクした様子で、積極的に授業に参加しています」と語る。
 授業を受けた生徒は「自宅では同じゲーム機を使ってゲームをしている。操作に慣れているし、勉強が面白く感じられた」(北島侑弥君 ・1年)、「画面にタッチペンでスラスラ書けるのもよかった」(江口実 里君・3年)と感想を話した。(野口涼)