共愛学園高校硬式テニス部(女子)が、3月に開かれた全国選抜高校大会に初出場。初戦で35回連続出場の古豪・柳川(福岡)を相手に、感動のプレーを見せた。( 文・写真 南隆洋)

昨年の男子(選考委員会枠)に続いて、選抜大会出場の夢を果たした。団体で関東9位。対する柳川は九州2位。

第1シングルスはエース対決。昨年のインターハイ個人ベスト16の福井景子さん(3年)は、柳川のキャプテンに挑んだ。息詰まる接戦が続いたが、相手の気迫に押されミスが出て惜敗。第2シングルスの渡辺紗也子さん(2年)も、セットカウント5-5にもつれ込む接戦に。追い込まれながらも、攻めて踏ん張り、「全国初勝利」をもぎ取った。

第3シングルスに出場した主将の星野ひかるさん(3年)は敗れたものの、第3セットでジュースを10回も繰り返すなど一歩も引かぬ気迫のプレーを見せた。

部員9人は校外のテニススクールで別々に練習しているが、週1回の部活で共に汗を流す。「仲が良いのが取りえ」という。

渡辺さんは「勝ちを意識して、相手に追い上げられた。5-5になった時、『思いっきりやればいいんだ』と思い直し、打って攻めたら勝てた」と笑顔。星野さんは「苦しくなった時、仲間の応援がうれしかった。名前に負けた面もある。自分の悪い面を見つめ直し、前を向いて次のインターハイを目指したい」と、「選抜」を糧に飛躍を誓った。