俳句の部 受賞者インタビュー

最優秀賞  『囀や襖絵の山遥かなり』

愛媛県立松山東高等学校  宇都宮 駿介さん

 

 

―受賞した感想を教えてください

この句は俳句甲子園に向けて作った句で、自分では自信があったのですが先生方に認めてもらえず、俳句甲子園には出せなかった句です。今回この句が入賞して、認められて、本当に嬉しく思います。
「襖絵の山遥かなり」は、今回中七下五に持ってきましたが、上五中七に持ってきてもリズムのいい珍しいフレーズで、気に入っています。
高校3年生最後の俳句甲子園は入賞することが叶いませんでしたが、今回このコンテストの最優秀賞をいただけて有終の美をを飾ることができたと思います。ありがとうございました。

 

―このコンテストに応募しようと思った理由を教えてください

登竜門というサイトで俳句のコンテストを探していて見つけました。俳句甲子園に出すことが出来なかった句の中で自信のあった句を出して、自分の実力を試したかったからです。

 

―受賞作品の誕生秘話(こんな場面で思いついた など)や込めた思いを教えてください

祖母の家の襖絵に山が描かれていて、その山は雲がかっていて遥か先にあるように見えました。まるで現実の光景であるのかと思うほどの壮大な光景で、囀が絵の中から聞こえてきているかのようでした。

 

―受賞作品の創作にあたって、工夫したこと、苦労したこと、楽しかったことをそれぞれ教えてください

自分の表現したいことを十七音に収めることが出来た時に嬉しかったです。

 

―受賞作品の創作を通して、得たことや成長したことがあれば教えてください

俳句を作り始めてから身の回りの些細なことにしっかり目を向けることができるようになりました。登下校中も、俳句のタネ探しをしたりします。これをどう表現できるだろうと。それが一番の成長だと思います。

 

―創作活動は日頃から行っていますか?

はい

 

―創作活動の魅力はどんなところですか?

俳句をしようという気持ちさえあればどこでもいつでも俳句を作ることができることが一番の魅力だと思います。前述の通り、登校中もなんの道具もいらず作ることができます。また、僕の場合は俳句を通して知り合いが増えたのでそこも大きな魅力であると思います。

 

―創作のこだわりやポイント、日常のルーティーンのようなものがありましたら教えてください

俳句は詩であると同時に歌であると思っています。なので一句の中に詩があること、そして口に出して言った時にリズムがいいことが必要だと思います。あとは取り合わせの時に季語を人一倍考えることです。季語ひとつで俳句の世界観がガラリと変わるのでとても大事にしています。もっと細かくいえば助詞などで、細かい情景を正確に伝えるには助詞の吟味は欠かせないと考えます。

 

―創作活動に興味がある人、創作活動を始めようとしている人へアドバイスをお願いします 

俳句創作はやらず嫌いの人が多いと思います。まず作ってみて、それを誰かに見せてみてください。
もし自分の表したいことを俳句を通してだれかに伝えることができれば俳句は面白いと思えるはずです。

 

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審査員を務める 堀本裕樹先生からの一言アドバイス