3年連続14度目のインターハイ出場を決めた日吉ヶ丘(京都)女子剣道部。剣道の練習以外にも、専門家による週1回のメンタルトレーニングや、ボールを使った体全体の筋力トレーニングに取り組んでいる。

小松雅奈(3年)=奈良・若草中出身=は「大事なのは日頃の練習」と話す。普段から大きな声で気合を入れ、一瞬たりとも時間を無駄にしないことを心掛ける。寺園ひろ子(3年)=同中出身=は「全員同じメニューで練習していても『今日はこういう動きをできるように』と、それぞれが目標を決めて主体的に練習している」と語る。

3月の全国高校選抜大会はベスト8まで進んだ。インターハイの個人戦にも出場する主将の川崎茜(3年)=京都・近衛中出身=は「厳しいことも指摘し合う関係を大切にして、全員のレベルアップにつなげたい」と、インターハイまで全力で練習に取り組むことを誓った。目指すは日本一だ。 ( 文・写真 木和田志乃)