いよいよセンター試験本番まであと1カ月。直前期にやっておくべき科目別の勉強法を河合塾横浜校の校舎長・高野英悟さんに聞いた。

長文読解にじっくり取り組める時間配分を

第3問以降の中~長文の問題に多くの時間をあてられるようにするには、第1問(発音・アクセント)、第2問(文法・語法、語句整序、応答文完成)をいかに早く解き終えるかが鍵になります。過去問演習では、自分に合った「時間配分」と「解く順序」を身につけることを意識してください。第1問の発音・アクセントは、やっておけば確実に得点源となるため、専用の問題集を1冊仕上げ、特有のルールを再確認しておきましょう。

リスニング対策としては、毎日5~10分程度でよいので、英語を聞く習慣をつけて耳を慣らしていきます。大学入試センターのホームページにある過去の音声問題を利用するのもよいでしょう。試験本番では、リスニングの音声が流れる前に質問と選択肢に目を通して、内容を推測しておくことが重要です。そして、1回目の読み上げで選択肢を絞り込み、2回目を聞きながら紛らわしい選択肢を排除していくという手順で解いていくとよいでしょう。

2019年度の配点

2019年度の平均点

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高野英悟

 

河合塾横浜校校舎長。1989年入塾。駒場校、麹町校、本郷校の校舎長を経て2019年4月より現職。大学入試に関して豊富な知識をもち、高校生や保護者を対象とした講演などを多数行っている。