高校生の大学受験、中学生の高校受験、小学生の中学受験の時事問題対策にも役立つように、2019年11月の重要ニュースをわかりやすくまとめました。

新大学入試の英語民間試験利用が「延期」

2021年度大学入試(20年度に実施)から導入される予定だった英語の民間資格・検定試験を各大学が入試に利用するための新たなシステムについて、萩生田光一文部科学大臣は、導入を延期すると発表した。文部科学省と大学入試センターが準備を進めていたが、経済状況や地域によって公平に受けられないといった懸念が高校側などから寄せられていた。文科省は4年後の25年度入試から新たな英語の試験を始めることを目指すという。(11月1日)

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ラグビーW杯で南アフリカが優勝、日本は8強

日本で開催されたラグビーの第9回ワールドカップ(W杯)は、イングランド対南アフリカの決勝が横浜国際総合競技場で行われ、南アフリカが32-12で勝利し3度目の優勝を果たした。アジアで初めて開催された大会は44日間の日程を終えて幕を閉じた。日本代表は、1次リーグを4戦全勝で通過。準々決勝で南アフリカに敗れ、過去最高のベスト8で大会を終えた。次回は2023年にフランスで開催される。(11月2日)

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天皇陛下の即位を祝うパレード、5つの儀式が終わる

天皇陛下の即位を祝うパレード「祝賀御列の儀(しゅくがおんれつのぎ)」が東京都心の皇居から赤坂御所までのコースで行われた。沿道に約11万9千人が集まり、天皇、皇后両陛下がオープンカーから笑顔で手を振られた。パレードは「即位礼正殿の儀(そくいれいせいでんのぎ)」と同じ10月22日の予定だったが、台風による被害を考慮して延期されていた。これにより、天皇陛下の即位により国事行為として行われる5つの儀式がすべて終わった。(11月10日)

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安倍首相が来年の「桜を見る会の中止」を決める

政府は、首相が主催して毎年春に開かれている「桜を見る会」が2020年は中止すると発表した。安倍首相が決めたという。この会は1952年に始まり、皇族や各国の大使、国会議員、知事、功績があった各界の代表者などを招待し、国の予算で飲食などが提供される。2014年の参加者は約1万3700人だったが、2019年は約1万8000人に増え、経費も膨らんだ。国会で野党が、参加者に安倍晋三首相の後援会関係者が多数含まれており「公的行事を私物化している」と追及している。政府は、21年以降の実施に向けて参加者の選び方などを見直すという。(11月13日)

ヤフーとLINEが経営統合すると発表

日本のインターネットサービスのトップクラスの「ヤフー」と「LINE」が経営統合することを決め、発表した。両者の売上高を単純に足すと1.2兆円になり、楽天(約1.1兆円)を抜いて、国内のIT会社でトップとなりそうだ。両社は、あらゆるサービスを提供する「スーパーアプリ」の開発を目指し、売上や利用者の規模で引き離されている米国や中国の巨大IT企業に挑む。(11月18日)

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安倍首相の在任日数が過去最長、106年ぶりに更新

安倍晋三首相の通算在任日数が2887日となり、3度首相を務めて歴代最長だった桂太郎の記録を106年ぶりに更新した。安倍首相の在任日数は、2006年~07年の第一次政権と2012年12月からの現政権を合わせたもの。2020年8月24日まで政権を維持すれば、連続在任日数でも佐藤栄作の2798日を超えて単独1位となる。安倍首相の自民党総裁としての任期は2021年9月まで。(11月20日)

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韓国が日本との軍事協定の破棄を「停止」

韓国は、日本との間で結んでいた軍事情報をめぐる協定を破棄する方針を「停止」することを決め、協定が延長されることになった。協定は、軍事情報包括保護協定(GSOMIA)(ジーソミア)と呼ばれ、防衛上の秘密情報を円滑に交換する枠組みで、韓国とは2016年に締結した。協定の有効期間は1年で、期限の90日前までに相手に終了の意思を伝えなければ自動延長される。しかし、韓国は日本が韓国向けの輸出管理を厳格化したことを理由に今年8月23日に日本に破棄を通告。日本と韓国の共通の同盟国である米国が強く懸念を示す事態になっていた。(11月22日)

ローマ教皇が38年ぶりに来日、核廃絶を訴え

世界のカトリック信者13億人の最高指導者であるローマ・カトリック教会のフランシスコ教皇が来日した。教皇が日本を訪れるのは、1981年のヨハネ・パウロ2世以来38年ぶり。フランシスコ教皇は11月から23日から26日まで日本に滞在した。長崎と広島を訪れて「戦争のために原子力を使うことは犯罪以外の何ものでもない」などと演説して核兵器廃絶を訴え、東日本大震災の被災者や東京電力福島第1原子力発電所の事故による避難者とも面会した。天皇陛下、安倍晋三首相とも会見し、日本を離れる日にはイエズス会が設立した上智大学の学生にもスピーチした。

ローマ教皇は、キリスト教の宗派カトリックの最高指導者。フランシスコ教皇は266代目で、2013年に就任した。アルゼンチン生まれで、初めての中南米出身だ。カトリックの総本山であるバチカンはイタリアの首都ローマにある世界最小の面積の国だ。(11月23~26日)

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