大学に進学する際、一番高校生が気になるのは「友達ができるのか」といった悩みではないだろうか。私がどうやって友達を作ったのか、伝えたい。(TOMO・大学3年)

「ぼっち」でも大丈夫だけど…

私も大学入学1カ月前から、友達ができるか悩んでいた。私が通う大学は高校と違い、決まったクラスがなく、クラスメイトもいない。選択する授業によっては一人でいる時間も多くなる。いわゆる「ぼっち」と聞くと「さみしい」「つらい」イメージが浮かぶかもしれないが、食堂や図書室、自習室など様々な施設もあるため高校に比べて一人でいても浮くことはない。しかし、大学生活では友人がいることのメリットのほうが非常に多い。

ガイダンスグループワークは友達作りのチャンス

友達がいると勉強がラクに!?

学部によってはグループで何かを作る授業も多く、仲のいい友人で集まればそれだけで作業の効率が高まる。病気で休んでしまった時は、大学の授業では配布資料はサイトなどで受け取ることもできる。だが、それをしない教授もいるため、同じ授業を受けている友人がいれば詳しい授業内容や配布物について教えてもらえる。では、どのように友達を作ればいいのだろうか。

身近な話題をふってみよう

入学してすぐは、大学の説明会で新入生が同じ場所に集められる事が多い。学校によってはグループワークなどもあるだろう。主に近くの席に座るのは、学生番号が近い人だ。話かけ方はたくさんある。例えば、配られたプリントを渡す時や休み時間の時、話の内容は出身高校や趣味の話、もし入学した学部が珍しい学部なら、その話でも良いだろう。

その場にあるものを使うのも良い。色々な物や話題を利用して話をするといいだろう。実際に私は入学ガイダンスの時、黒板に書かれていた案内の間違いを隣の人に聞くことで話を広げていった。くだらない話題でも話はどんどん広がっていく。話しかければ今度はその人から別の人へと交友関係が広がっていき、結果的に今たくさんの友人ができた。

みんな緊張してる 勇気を持って話して

大学に入学すると高校時代の中のいい友達と離れ、見ず知らずの人に囲まれているところからスタートする。不安で緊張しているかもしれない。でも、それは決して自分だけが感じているものではない。周りの新入生も自分と同じ気持ちでいて、誰かから声をかけられるのを待っているかもしれない。そんな時に声をかけてもらえれば相手も悪い気はしないだろう。勇気を出してまずは近くの人に自分から声をかけてみるのはどうだろうか。