【高校生ギャラリー・絵画】

「無情」

 

関歩未さん(宮城・富谷高校2年、美術部副部長)
(第43回全国高校総合文化祭 2019さが総文 推薦作品)

――こだわった点は?

自分の象徴・アイデンティティーの一つである眼鏡と、多面性のある性格を表した幾何学形態を取り払ったとき、私に残るものは何だろうか……と考えながら制作に取り組みました。自身のポーズや背景の「さびカラー」の色合いにこだわって、憂愁や脱力感、おっくうな気持ちを表現しました。

――良い作品を作るには?

 

自分の描きたいものを「よく観察する」ことが、良い作品作りにつながると思います。好きなものに興味を持って、見て、触れて造形を感じ、理解したことがそのまま作品に反映されると私は思います。