バスケットボールの世界最高峰である米プロバスケットボール協会(NBA)の全30チームが新人選手を選ぶドラフト会議が6月20日、ニューヨークで行われ、八村塁(21=ゴンザガ大3年)が1巡目でワシントン・ウィザーズから指名を受けた。日本選手が1巡目で指名されるのは初めて。

明成高校2年生だった八村塁の活躍を伝える高校生スポーツの記事。ウインターカップ決勝で31得点を稼ぎ、優秀選手賞に選ばれた

八村は富山県出身。明成高校(宮城)時代は、ウインターカップ(全国高校選抜優勝大会=当時)で3連覇を果たす原動力となった。高校卒業後に、全米体育協会(NCAA)1部のゴンザガ大に進み、多くの賞を受賞。チームを全米8強に導いた。大学3年でドラフト候補になれる制度を利用していた。身長203センチ、体重104キロ。1年目の年俸は4憶5千万円を超えるとみられている。