熊出村(くまでむら)でみこを務める中学生・まちと、人と会話ができる「都会派」の熊・クマ井ナツのコンビを中心としたほのぼのコメディーです。村にあるのは、手つかずの自然と何もない風景。個性豊かな村人たちと熊が、かっぱを追いかけたり、肝試しをしたり、伝統的儀式のついでにエアロビクスをしたりする様子がほほえましいです。

私はまちとナツがむつまじく「水かけごはん」を作るエピソードが印象に残っています。辛みそと梅肉でさらさらとご飯が食べられそうだと思いました。ナツは、イタリア風にアレンジしていました。今年の夏に、ぜひトライしたいと意気込んでいます。  (海ぶどう・1年)

吉元ますめ(MFコミックスフラッパーシリーズ)