疲れても場を明るくしてくれた

先輩へ送ったお菓子タワー

書道部に所属している私にとって、文化祭は尊敬する先輩と書道パフォーマンスができる最後の機会。大きな紙と筆で一つの作品を作るため、チームワークが必須です。曲選びから構成、書体まで全て先輩たちとたくさん考え、土日や放課後の夜遅くまで練習を重ねました。

書道を通じて部員同士仲を深めた
書道パフォーマンスを披露

部員が50人を超える大人数の部活ですが、先輩たちは後輩一人一人に丁寧にアドバイスをくれました。また、練習で疲れている時には、いつも面白いことをして場を明るくしてくれました。

そして迎えた文化祭本番では、練習通り成功させることができ、終わった後は達成感と
先輩たちが卒業してしまう寂しさでいっぱいでした。次の文化祭を見に来てもらう約束を
しました。

次は、私が最上級生となります。先輩がしてくれたように、後輩と最高のパフォーマン
スをつくり上げたいです。(Sayaka・2年)

新入生の不安を和らげてくれた

部活で、分からないことがあっても先輩に話し掛けられず不安に暮れていたある日。3
年生の先輩が、1年生全員に 「一緒に帰ろう!」 と言ってくれました。うまく話せるか心
配でしたが、先輩たちは全員の名前と誕生日を話題に会話を弾ませてくれました。私の顔
を見て、「名前覚えたよ!」 と言ってくれた先輩の顔が忘れられません。

来年は私が先輩になる番。「先輩、話しやすい!」 と言ってもらえる先輩になるのが私
の目標です。(みやち・1年)

「自慢の後輩」その一言に救われた

「私たちにとって自慢の後輩だよ」。私が部活を辞める時に先輩が伝えてくれた言葉で
す。家の事情で引っ越すまで、私は演劇部に所属していました。先輩たちは、越えたくて
も越えられない、憧れと尊敬のまじった存在です。厳しくも的確なアドバイス、優しい言
葉、部活を辞めることを伝えるため連絡を取った際にも、数多くの言葉をくれました。

先輩たちの卒業式に参加することはできませんが、一つだけ伝えたいことがあります。
「私にとっても、自慢の先輩たちです!」(古川はる・2年)