高校生のためのコンテスト2018

2018年に開催されたコンテストの結果を随時更新しています。たくさんのご応募、ありがとうございました!

結果発表! 第10回「私の志」小論文・スピーチコンテスト<PR>


2018年11月3日に開催されたスピーチ部門表彰式

「私の志」小論文・スピーチコンテストは、高校生に「自分の将来を考え、社会に貢献することで自己実現しようという意志」を持ってもらおうと開催されている。今年も多数の応募があるなか、各賞の受賞者が決まった。

【小論文部門】過去の自分を見つめ直した作品が最優秀賞に

小論文部門では、応募総数1111点(うち英語44点)の中から、最優秀賞1名、優秀賞2名、佳作5名、入選5名が選ばれた。

最優秀賞は「Turning regret into passion(後悔を情熱に変える)」と題して英語の小論文を書いた山下彩夏さん(千葉・渋谷教育学園幕張高校1年)が受賞した。中学生のころ、英語を習得する環境に恵まれた「帰国子女」に嫉妬していたという山下さん。その気持ちを勉強に対する熱意に変えたことを小論文にまとめた。「自分のいる環境に不満を抱くことは誰にでもあると思います。そんなとき、あきらめずにあがくことの大切さを伝えることで、かつての私と同じ気持ちの人を励ますことができたらと思いました」。

英語の文章を書くにあたっては、自分の思いにしっくりくる表現を探すのが難しく、電子辞書と格闘した。「最優秀賞をいただいてとても驚いていると同時に、前に進んでいいんだよと背中を押していただいた気がします」と喜びを語った。

【スピーチ部門】身振り手振りも交えて自らの「志」を熱くスピーチ

日本語13点、英語14点の応募があったスピーチ部門では、学園祭期間中の11月3日、多摩キャンパスT-Studioにおいて最終選考会と表彰式が行われた。

最初に審査基準について、「全体的な表現力・構成力」「次世代を担う若者として希望や期待を感じる内容になっているか」「社会に貢献することによって自己実現しようとしているか」「実現可能性があるか」の4つの観点から総合的に審査すると主催者が説明。続く選考会では、前半の部で日本語、後半の部で英語のスピーチが発表され、それぞれ最優秀賞1名、優秀賞2名、佳作1名が選ばれた。

【日本語部門】さまざまな偏見を芝居を通してなくしたい

スピーチ部門日本語 最優秀賞 山中未悠さん

日本語部門では、山中未悠さん(東京・昭和女子大学附属昭和高校2年)が最優秀賞を受賞した。演劇部に所属している山中さんは、「世界平和のために芝居を観に行こう」と題し、「演劇を見ることを通じて、幅広いものの見方を身につけることが、世界から偏見をなくすことにつながる」とスピーチ。また、今回のコンテストをきっかけに「演劇を通して人に働きかける」という目標ができたと話した。山中さんは「志というテーマだからといって、固く考えることはありません。自分の好きなものについて、まずはじっくり考えてみてはどうでしょうか」と次回の出場者へのアドバイスを送った。

【英語部門】どら焼きを手に夢への覚悟をスピーチ

スピーチ部門英語 最優秀賞 米田洸太郎さん

最優秀賞を受賞したのは、「Welcome to“ Dora’s Shop”」と題してスピーチした米田洸太郎さん(埼玉県立不動岡高校1年)だ。子どものころ和菓子店を営む友だちの家でごちそうになった和菓子が大好きだったという米田さんの志は、和菓子職人としてフランスに店を出すこと。スピーチではどら焼きを手に「和菓子を通じて世界に日本の文化を伝えたい」とアピールした。高校の英語科に所属している米田さんにとって、難しかったのは英語よりスピーチの内容を考えること。まずは日本語で書いた原稿を、辞書を片手に英語にした。本番では話し方に抑揚をつけ、語りかけるようにスピーチすることを心がけた。

抱いた「志」は大切に失敗を恐れずチャレンジを

表彰式では、実行委員長の久恒啓一教授が表彰状を授与。続いてスピーチ部門の審査委員長下井直毅教授が以下のように講評した。「いずれも甲乙つけがたく難しい審査でした。皆さん手を使いながら、とても堂々としたスピーチができていました。日本語部門で最優秀賞を受賞した山中さんは、偏見というとても大事なテーマを取り扱ってくださいました。佳作の田中さんがスピーチの中で『何もしないのには長いけれども、何かするには時間が短い』とおっしゃっていました。とてもいい言葉だと思います。皆さんも見つけた志に寸暇を惜しんでまい進してほしいと思います。英語部門で最優秀賞を受賞した米田さんは、フランスで店を開きたいと、どら焼きを持ってスピーチしてくださいました。好きなことに等身大でチャレンジしようという気持ちが素晴らしいと思いました。これを機にいろいろなことを勉強し、いろいろなことにチャレンジしていってほしいと思います」

過去のテーマと入賞者が多摩大学のホームページで閲覧できます。   

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