勉強法についての悩みに、多くの受験生を合格へと導いてきた各教科の先生がアドバイス。駿台予備学校の物理科講師の坪倉祐一先生に答えてもらった。(構成・安永美穂)

Q. 他の教科の勉強で忙しく、物理までなかなか手が回りません。効率のよい勉強法は?

 

A. 復習に力を入れて。ひとつひとつを丁寧に。

勉強時間の確保が難しい場合は、予習よりも復習に重点を置こう。解けなかった問題は自力で解けるようにする必要があるが、よく考えずにただ答えを書き写すだけでは知識は定着しない。ダラダラと何度も繰り返すよりは、「なぜ、そうなるのか」を考えながら集中して1回で解く方が効果的なので、時間がない人ほど1回の勉強に集中することを心掛けよう。

また、疑問点をそのままにしておくと、テスト前には1~2カ月前に習ったことまでさかのぼって復習しなければならなくなり、時間もかかってしまう。授業中に分からなかったことがあれば、できるだけ次の授業までに先生に質問するなどして理解しておこう。それまでに習ったことが分かっている状態で授業に臨むようにすると、授業の内容がよく理解でき、家での復習にはそれほど時間をかけずに済むはずだ。

 
坪倉祐一先生(駿台予備学校 物理科講師)
つぼくら・ゆういち 現役生から高卒生までの幅広いクラスを指導。本格的な授業が支持を得ている。教材執筆や模試の出題も担当している。