チャオ! 昨年8月からイタリアにあるインターナショナルスクール「UWCイタリア校」で2年間の留学生活を送っています。新学期が開始して間もない9月初旬に行う「ウェルカムウィーク」の様子についてお伝えします。(高校生記者 一丸暖歌=3年)

密着して歌うゲームで仲良しに

新年度は1週間、新入生が学校になじんでもらえるようイベントが行われます。インターナショナルスクールの生徒は、日本の高校生と比べて年の垣根を超えて仲良くなります。一学年100人弱しかいないため、どうやったら新入生が良いスタートを切れるか夏休み前から熟考するのがイタリア流なのです。
 全員参加の「Train of Love」というゲームでは、みんなで大きな円になり、最終的には二人先の肩に手を伸ばし密着しながら歌います。説明するのが簡単で英語力も必要ないので、まだ知り合って間もない人々と「なんだこれ」と言いながら、仲良くなれます。

「Train of Love」は学校の伝統のゲームです

肉を食べることについて話し合い

私は「肉の消費」について考えるワークショップを運営しました。日本にいた頃、菜食主義とは「動物を殺さない」など倫理的な考えのもと行っていると思っていたのですが、留学して初めて環境保全にも大きく貢献することを知り、テーマに設定することにしたのです。参加した生徒同士で、肉製品を食べる頻度やその理由、これからどう行動するべきかなどを議論しました。その国の文化や宗教を踏まえた会話が飛び交いました。
夜空のもとで生徒全員で歌ったり、「水かけドッキリ」を仕掛けたりと充実した濃い1週間を過ごしました。一緒に学校生活を過ごす「新しい家族」になると思うと、新入生と過ごすこれからの時間が楽しみでなりません。次回は、学校が始まって1カ月後にある「Peace One Day」という学校行事について紹介します。チャオ!

肉食について真剣に話し合いました