インターハイにて、スコアをつけつつ試合のゆくえを見守る永山

【マネジャーDays】愛知・桜花学園バスケットボール部 永山まなみ(2年)

中学までは選手としてプレーし、高校からは恩師の勧めもあってマネジャーになりました。仕事はボトルにドリンクを入れたり、ディフェンス役になったり、スコアをつけたりと状況に応じてさまざまです。

チームを進むべき道へ導く

先輩マネジャーがいないので、マネジャーだった卒業生にアドバイスをもらうこともあります。印象に残っているのは「桜花は日本一にならなければいけないチーム。マネジャーは選手にどんどん声を掛けて支えて」という言葉。最初は「上級生に言いづらいな」と思うこともありましたが、今は腹をくくって、選手が落ち込んでいる時に励まし、羽目を外しすぎている時には積極的に注意の言葉を掛けています。選手とは違う立場にいるマネジャーが気付いて指摘しないと、チームが進む方向が変わってしまうからです。

他に心掛けているのは、選手の支えになることは何でもやること。例えば、練習中に選手が少しでも痛そうにしていたら、別の仕事をしていてもすぐに気付けるようにしています。いろいろなところに目を向けて、要望を受けたらすぐに行動できるように意識しています。 (構成・青木美帆)

【TEAM DATA】 選手23人(3年生7人、2年生8人、1年生8人)、マネジャー2人(2年生1人、1年生1人)。卒業生に高田真希(デンソー)、渡嘉敷来夢(JX-ENEOS)、水島沙紀(トヨタ自動車)ら。