インターハイ陸上女子3000メートルで優勝したマータ・モカヤ

全国高校総体(インターハイ)陸上の女子3000メートル決勝が8月6日に三重交通Gスポーツの杜伊勢陸上競技場で行われ、前回4位のマータ・モカヤ(大分・大分東明3年)が8分51秒41で初優勝を果たした。

1000メートル、2000メートルをトップで通過し、終盤はアグネス・ムカリ(岡山・倉敷1年)、カマウ・タビタ(鹿児島・神村学園3年)との留学生による三つ巴になったが、「勝てる自信があった」と、切れ味鋭いラストスパートで最後は跳ねるようにゴールした。「暑いのは大好き。良いレースができてうれしい。インターハイは楽しいです」と、レース直後にもかかわらず爽やかな笑顔で、白い歯を浮かべた。(文・小野哲史、写真・幡原裕治)