海に花火にお祭り……夏休みになったら何をしようか、計画を立てている人も多いだろう。勉強や部活、遊びの予定とやりたいことがたくさんある高校生は、どうしたら有意義で充実した日々を過ごせるだろうか。高校生記者の高橋宗生君(2年)にこれまでの体験を振り返ってもらった。

夏ならではのイベントに参加

夏休みの一番の思い出は「陸上自衛隊富士総合火力演習」へ行ったことです。これは陸上自衛隊が毎年8月下旬に行い、国民に一般公開する実弾射撃訓練です。もはや、夏の風物詩とも言えるほど大人気の演習となっており、抽選倍率はおよそ30倍とも言われています。この演習を中学生の時に応募を始めて、4回目で初めて当選することができました。当日はクラスメートと行きました。演習は言葉では表せないほどの迫力がありとても刺激的でした。

 
 
 

無謀な勉強計画はNG

勉強では、無理な学習計画を立ててしまったことを後悔しています。例えば英単語を1000個覚えるやテキストを受験向けの英文法テキスト1冊を終わらすなど今から思えば無謀とも言えるものばかりでした。

夏休みの部活はほとんどありませんが、それでも学校の宿題や夏期講習などが思いのほか忙しかったこと、学習のペースが自分の能力を超えていたことからモチベーションが維持できず結局は英単語が400個程度、テキストは4分の1程度、しかもほとんど身についていませんでした。予定と自分の能力を考慮するべきだったと思いました。

インターンシップやボランティアもやってみよう

初めて高校生の夏休みを迎える皆さんには勉強をだけでなく、インターンシップやボランティア活動、勉強関連以外の資格の取得、イベントに参加するなど普段の生活ではできないたくさんの経験をしてほしいと思います。これらをすると2学期の生活でものの見方が多少変わってくると思います。また、皆さんから始める新テストにはこれらのことが評価されるようになってきます。

また、オープンキャンパスに参加して将来を考えてみてください。特にやりたいことがないという人には、法政大学へのオープンキャンパスの参加をお勧めします。この大学は学部数が多く、学部学科ごとの紹介をとても丁寧に紹介してくれて、やってみたいことが見つかるかもしれません。