海に花火にお祭り……夏休みになったら何をしようか、計画を立てている人も多いだろう。勉強や部活、遊びの予定とやりたいことがたくさんある高校生は、どうしたら有意義で充実した日々を過ごせるだろうか。高校生記者の髙坂梨音さん(3年)にこれまでの体験を振り返ってもらった。

姉と2人でオーストラリアへ

高校1年の時、姉と2人だけで1週間オーストラリアに行きました。2日間はシドニーで観光をしました。ホテルのチェックインをするのも一苦労でした。3日目からは田舎の方でホームステイをしました。初めは、拙い英語で話すのが恥ずかしかったけれど思い切って話してみると、意外と楽しく会話ができました。家族のように支え合い2年たった今も連絡を取っています。大学に合格して早く会いに行きたいです。

完璧求めるあまり課題に手がつかない

勉強では、夏の初めに今年こそは課題を完璧に仕上げると気合を入れすぎて、結局手をつけるのが怖くなり最後に焦って終わらせるような形になってしまいました。いつも何かに挑戦する時に、まだ時間があると思ったり、自分にはできないと不安に駆られてしまったり、私は不完全燃焼で物事を終えることが多いです。そこで、私は「時間は過小、自分は過大」という座右の銘を掲げて取り組む姿勢にしました。

白紙のプリント、探してみよう

高校1年生は学校の課題の質を上げてみてください。先を見据えて参考書などを買いたい気持ちもあると思いますが、目の前の課題に懸命に取り組んでください。難関大学でも基礎が必ず必要になります。夏休み前のテストを一通り解き直すことも定着に確実につながります。先生にもらったまま白紙のプリントなどはありませんか。部屋の片付けと共に全て終わらせてみましょう。きっと自信にもつながります。 私は、今年、チア部として夏の野球を全力で応援し、受験もAOと一般の二刀流で懸命に取り組みます。全てやりきって結果が出たという経験をする夏にします。