2015年3月に開かれた第四回高校生国際会議の様子

高校生が、ニュースになるような国際問題を学ぶ「第六回高校生国際会議」が3月20日(日・祝)と21日(月・休)、東京都内で開催される。運営にあたる実行委員は全員が高校生。「国際問題に関心がない高校生に参加してほしい」と参加を呼び掛けている。応募締め切りは3月12日の予定。

「高校生国際会議」は、毎回テーマを変えながら、高校生に国際問題を知り、考え、行動してもらうイベントを企画してきた。企画や運営はすべて高校生が行っている。

今回は高校生60人を募集する。ふだん国際問題に興味のない高校生が無理なく学べるように、参加者がグループに分かれ、テーマについてゼロから調べ、その分野について詳しい有識者の話を聞き、話し合うことを通じ、「自分とのつながり」を探るプログラムを準備したという。

「差別」「教育」「環境」「テロ」「国境」の5テーマを設定。「差別」では、米国大統領選挙に出馬しているトランプ氏の「ムスリム差別発言」を題材にし、「環境」では地球温暖化対策の国際合意について学ぶなど、日々のニュースで話題になっているテーマを扱う。

3月20・21日の両日の参加が必要。参加費は無料。応募受け付けは3月12日までの予定。詳細を公式ページから確認のうえ、応募フォームから申し込む。フェイスブックページ(「高校生国際会議」で検索)でも詳細を告知している。