木庭浩介監督のもと「恐れず・驕おごらず・侮らず」を部訓に、インターハイで2回の学校対抗優勝を誇る。3月の全国高校ボクシング選抜大会では、ライトウエルター級の宇津木秀君(3年)が準優勝したほか、ライト級の三田拓也君(3年)が3位。女子は2月の全日本女子選手権大会演技の部で、中川恵梨子さん(今春卒業)が優勝を飾った。

これまで男女合わせて30人を超す高校チャンピオンを輩出している。WBA世界スーパーフェザー級チャンピオン内山高志選手、東洋・太平洋ウエルター級チャンピオン渡部信宣選手、日本ライト級チャンピオン岩渕真也選手ら3人の現役チャンピオンも卒業生だ。3人は5月3日、母校で行われた全国合同強化練習に参加し、後輩たちに「今の練習を信じることが大事」とアドバイスした。(野口涼)