受賞者インタビュー
【学校活動部門】最優秀賞
「守れ美濃柴犬の未来~繁殖と普及を目指して~」
岐阜県立大垣養老高等学校 美濃柴犬研究班 作品はこちらからご覧いただけます

―このコンテストに応募しようと思った理由を教えてください
少しでも美濃柴犬の認知度を高めたいと思ったからです。
―調査・研究のきっかけとなった出来事や体験したことを教えてください
美濃柴犬は毛色がとても美しい岐阜県の地犬ですが、戦争などにより頭数が減少し絶滅の危機にありました。現在も300頭程しかおらず、いつ絶滅するか分からないという状況です。そのため少しでも頭数を増やし、美濃柴犬を有名にしたいという思いから研究を始めました。
―今回、探究活動をするにあたって、一番重要視したことを教えてください
美濃柴犬は頭数が少ないためデータもあまりありません。そのため年に2度ある展覧会などを利用してデータを集めるのに苦労しました。また相性の良い交配相手を見つけるのにも苦労しました。
―伝承文化を継承していくことについてどのように考えますか? また、伝承文化の魅力は?
伝承文化の継承はこれからも続けていく必要があると思っています。伝承文化には、現代人では考えられないような面白いものが沢山あることが魅力だと思います。
―探究活動を通して、成長したことや学んだことを教えてください
美濃柴犬の繁殖に成功してから取材を受ける機会がたくさんあり、数を重ねるうちに美濃柴犬について分かりやすく伝えられるようになりました。また子犬の世話を通して改めて命の大切さを学びました。
―今回、探究活動を行って、伝承文化に対する意識に変化はありましたか?
私は高校に入学するまで美濃柴犬の存在を知りませでした。今でも知名度は低いのでこれからも美濃柴犬の普及、伝承文化の普及を行っていきたいと思うようになりました。
応募に関する情報は、応募概要ページ からご確認ください。
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