【エンタ】広瀬すずさんインタビュー 17歳は挑戦の年

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 話題の作品やCMに引っ張りだこの人気女優・広瀬すずさん。アニメ映画「バケモノの子」では声優に初挑戦した。6月に17歳を迎えたばかり。高校2年生の素顔と、女優としての目標に迫った。
(文・中田宗孝、写真・玉井幹郎)

声の演技に初挑戦

 「バケモノの子」で高校生・楓の声を担当した。初めて挑んだ声だけの演技で、経験のない緊張感を味わった。

 「楓ちゃんが激しいアクションをしていても、私が実際に動くことはなく、声だけでその場面の感情を表現しなければいけない。ドラマや映画での演技とは全然違うので、新鮮で楽しかったのですが、アフレコ(録音)の初日はずっと緊張していました」

 厳格に決められた時間内にせりふを話すことや、抑揚に注意しながらの収録に戸惑いながらも、終えた後は大きな達成感があった。

 「ほかのキャラクターとの掛け合いがリズミカルにできたり、せりふにはない吐息などのアドリブが上手にいったりすると、次第に楽しくなってきて。早く次のせりふをしゃべりたいという気持ちになっていました。監督から『(今の声)シビれました』と、お褒めの言葉をいただいた収録の後は、もうルンルンでした(笑)」

流されない「自由人」

 広瀬さんは兄と姉がおり、3人きょうだいの末っ子。自身を「周りに流されないタイプ」と分析する。

 「3人の中で私が一番自由人(笑)。幼いころから『私の好きなことを自由にやる!』という感じでした。周りに流されない、意志の強さはある気がしています」

 仕事から離れた素顔を聞くと、高校生らしい一面をのぞかせる。

 「学校では、仲の良い友達とにぎやかに過ごすランチの時間が好きです。仕事で学校を欠席した日に、同級生たちがその日起きた話題で盛り上がってるのをLINEで見ると、やっぱり私も気になっちゃいますね」

16歳の自分を超えたい

 17歳を迎えた広瀬さん。新たな1年の目標は、女優として「挑戦」の姿勢で臨むことだという。

 「今まで演じた役柄から、私を元気な妹キャラとイメージする方が多いので、これからは内面から大人らしさを出したい。自分の演技をいい意味で変えられればと思います。女優の仕事をもっと頑張って、16歳の自分を超えるのが目標です」

ひろせ・すず 1998年6月19日、静岡県生まれ。2013年、ドラマ「幽かな彼女」で女優デビュー。今年、「学校のカイダン」で連続ドラマ初主演を果たす。出演映画「海街diary」が公開中。ファッション誌「Seventeen」の専属モデル。

 

「バケモノの子」
 ある理由から最強のバケモノ・熊徹(声・役所広司)の弟子となった人間の少年(宮﨑あおい)。彼はバケモノの世界で九太と呼ばれ、武術修行に励んだ。時は流れ、成長した九太(染谷将太)は、偶然、女子高生の楓(広瀬すず)と出会う。7月11日から全国東宝系にて公開。配給・東宝。

 

(高校生新聞 2015年7・8月号から)

 

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