サッカー女子決勝(8月6日、東京・駒沢オリンピック公園)で、日ノ本学園(兵庫)が京都精華女(京都)を7-0で圧倒、3連覇を果たした。巧みにボールキープし、ボールを奪われても即座に奪い返す選手の動きが光った。
 1日2時間半から3時間の練習では、実戦を意識して取り組んできた。八坂芽依(3年)=大分・山の手中出身=は「4 対4 などでキープ力や球際の強さを鍛えてきました」と説明する。
 決勝で1 ゴールを挙げた目原莉奈(1 年)=同・大分西中出身=は、「先輩には『ピッチの中では学年は関係なく、どんどん自分の考えを発信してほしい』と言われています」と話す。全員で向上心を共有する姿勢も、常勝チームをつくり上げる大事な要素になっている。
( 文・写真 茂野聡士)