7月、放送部の全国大会「第66回NHK杯全国高校放送コンテスト」(全国放送教育研究会連盟、NHK主催)が行われた。広瀬陽菜さん(千葉・検見川高校3年、放送委員会)がアナウンス部門で優勝に輝いた。一体どんな生徒なのか、インタビューした。(文・写真 中田宗孝)

★どうやってアナウンス技術を磨いたのか、練習のコツはこちらから

なんでもQ&A 豚骨ラーメンが好き

―好きな科目は?

国語が好きです。

―好きな食べ物は?

練習後に食べる豚骨ラーメンです。月4のペースで贔屓の店に通ってます(笑)

―好きなミュージシャンは?

Cherry Bullet(韓国発の女性アイドルグループ)です。

―目標にするアナウンサーはいますか?

特定の方はいませんが、プロのアナウンサーのみなさんは人に見られていることを常に意識して情報を伝えていらっしゃるので尊敬しています。

将来は地方局のアナウンサーになりたい

笑顔でアナウンスをする広瀬さん

―将来はアナウンサー志望?

全国優勝もしましたし、目指したいです! 取材も好きなので、地域の人々と距離が近い地方局のアナウンサーになれたらいいなと思います。

 

学校がある一日のスケジュール

発声練習をする広瀬さん

7:50~8:25 朝の自主練

発声・滑舌練習をしています。昼放送を担当する日はアナウンスの練習をしています。

12:45~13:00 昼放送

木曜日は、図書室の先生が勧める本を紹介する「ライブラリー」を放送しています。行事への意気込みなど、設定したお題を生徒に事前取材し、編集した内容を放送する「検見声」は金曜日に行っています。曜日ごとにレギュラーコーナーがあるんです。

16:45 

下校を告げる放送をしています。

放課後~19:20 放送委員会の活動・基礎練習

「技術班」と「読み班」に分かれて活動しています。技術班は地学実験室で、読み班は視聴覚室が活動場所です。読み班の私は、校外へ取材に赴いたり、大会前は「読み会」を開いたりしてメンバーのアナウンスや朗読を批評することもあります。OB・OGが頻繁に訪れ、現役委員の指導にあたるのも伝統になっています。

帰宅後

「Nコン放送」過去の優勝者のアナウンス音源を聞いています。自分ならどんな声で伝えるか、イメージトレーニングをしています。

(文・写真 中田宗孝)