東京大学には、温泉をテーマに活動しているサークルがあるそうだ。その活動内容について東大の学園祭「五月祭」で高校生記者が取材した。

温泉に向き合い、温泉を楽しむ

東京大学には、温泉をテーマに活動しているサークルがあります。その名も「OKR(おける)」。温泉と真摯に向き合うという方針の下、活動の2本柱として、「サークルのメンバー自身が温泉を好きになる」「温泉の魅力を外部に発信する」を掲げています。

普段の活動では、月に3、4回ほど都内の温泉に行き、温泉を楽しむことを中心として行っています。メンバーの上山和輝さんにインタビューすると、「夏休みなどの長期休みに入ると、サークルのメンバー同士で全国から行きたい場所を考え、プレゼンテーションを行い、決定した旅館で合宿を行っています」と教えてくれました。

温泉サークルに興味津々の来場者たち(5月、学園祭にて)

温泉でリラックスしてみては

温泉を活性化するためのツアーやパンフレットを作製して、活動の幅を広げているそうです。五月祭では、三重県にある「榊原温泉」という美肌の湯を用いた企画がありました。榊原温泉とは、「ななくりの湯」として枕草子で紹介されている由緒ある温泉です。

足湯ができるブースを設置。温泉水が飲めて大盛況だった(5月、学園祭にて)

「今後もあらゆる温泉地と協力して、温泉の魅力をさらにアピールしていく」と話していました。部活と勉強で毎日忙しい高校生の皆さんですが、リラックスしたい時はぜひ温泉に行ってみてはいかがですか? 普段とはまた違う気分が味わえるはずです! (相原千咲紀・2年)