専門の器具を使わなくても、自宅で簡単にできる筋力トレーニングを、東海大学健康学部の有賀誠司先生に教えてもらった。(構成・小野哲史、モデル・畠山亜梨)

手合わせ上体ひねり

お腹周りの筋肉を刺激することで、ウエストのくびれ作りを目指しましょう。下半身を動かさずに行うのがポイントです。お腹周りを意識しながら行うのが効果的。ここでは直立した姿勢でのやり方を紹介していますが、座った姿勢でもできます。

 

両足を肩幅ぐらいに開き、リラックスした状態で立つ。両手を胸の前で合わせて腕をまっすぐ前方に伸ばす

                  

 

左右の手のひらを合わせたまま、3秒かけて腕と上体を右方向にひねる。3秒かけて元に戻す

                  

 

同じように3秒かけて腕と上体を左方向にひねる。3秒かけて元に戻す。動作中、両手は常に胸の前の位置をキープする

 

片足に体重をのせたり、腰をひねったりするのはNG

 

有賀誠司先生

あるが・せいじ 1962年東京都生まれ。東海大学健康学部健康マネジメント学科教授。筋力トレーニングに関する研究を行うとともに、多くのアスリートのトレーニング指導に携わる。著書に『ストレッチ大全』(成美堂出版)、『基礎から学ぶ!筋力トレーニング』(ベースボールマガジン社)など多数。